ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ポリッシュのソリッドのボールの使い所

ソリッドのボールというと、表面がサンディングされているボールのイメージがある。オイルの多いレーンでも表面がしっかりとレーンに噛んで曲がってくる強いイメージになる。一方で、箱出し(新品の状態)のソリッドのボールでもポリッシュ仕上げというボールもある。

自分が使っているソリッドのボールは、1500番とか2000番仕上げになっているのだけど、投げ込んでいるうちに、表面がツルツルしてきて、ポリッシュしたような状態になってきたボールもある。

最近、そんなソリッドのボールで練習をしていたら結構、いい感じだったので、ポリッシュのソリッドのボールの動きについて書いてみたいと思う。

ポリッシュのソリッドのボールの特徴

ソリッドのボールは、カバーが強いことが多いので、手前からレーンに噛んで、ゆるやかにアーク状にボールが曲がっていくという特性になる。パールのボールと比較すると、キレがないという表現にもなるが、この特性のため安定してポケットをつくライン取りが容易になったりもするし、タイトに攻めたいときなどにも重宝する。

ポリッシュするとどうなるかというと、単純な話で、手前が走るようになる。カバーが強くてオイルに噛んでほしいのに、意味ないのではないかと思うかもしれないけど、そんなにオイル量が多くないレーンであれば、むしろ手前で噛みすぎてボールが終わってしまうので、走らせる方が幅ひろいレーンで使える。

そして、ソリッドの特性はそのまま残るので、ドライゾーンでも急激に曲がることなくゆるやかに曲がるので、コントロール性がよいという状態になる。

ポリッシュのソリッドのゲーム結果

5ゲームを投げてみたのだけど、アベレージで210以上だった。42フィートのハウスコンディションで、オイル量は少なめという感じのレーンである。

箱出しの状態だったら、20枚より内に入ってオイルを使って投げるイメージなのだけど、今回投げたラインは、16枚から5枚目ぐらいまでにちょっと出して戻すラインになる。パールのボールでもこのラインで投げたら、裏まで行ってしまうようなラインになるのだけど、手前がしっかり走りつつ、緩やかに曲がってくるので、ピンアクションもよく、ストライク率も60%以上はあったと思う。

自分の投球スタイル的には、回転数もそんなに多くないので、タイトに攻めることができるボールは、本当にいいなと感じた。

まとめ

ソリッドのボールは動きがゆるやかなので、投げていて入ってキレる状態のピンアクションはない。一方で、ポリッシュされたソリッドのボールは手前が走ってくれるので、ボールのパワーロスが最小限でピンヒットするので、結果、ピンアクションはよい。

コアが強ければ、持続して曲がろうとするので、薄めでもストライクが出るし、ボールが暴れないので、思ったイメージのところで曲がってくれるのもよい。

次のリーグが自分が苦手なオイル量が少ないミディアムのコンディションだと思うので、このボールを使ってみようと思っている。