ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボールが滑るなと思うとき

ドライゾーンでボールが少し奥に進んでしまうような状態で、回転はそれなりにかかっているはずなのに、ズルっと滑るような印象になるときがある。

その原因の一つが、ボールのオイル抜きが必要な時期を示している可能性があるなと思ってそんな話を書いてみたい。

ボールが滑る理由

基本的には、キャリーダウンの影響が一番大きいと思う。オイルがドライゾーンに伸びてしまってボールがレーンに噛みづらい状況になっている。

一方でカバーがある程度強いボールや、回転数が多い人は、しっかりドライゾーンでも曲がる。つまり、ボール側にも原因があるということだと思う。

ボールが原因の場合

パールのボールは、表面がツルツルしているのでその特性からしても滑りやすい。いい意味ではよいスキッドをしてくれるとも言えるが、キャリーダウン時は、ボールが進みすぎてしまう。

また、さらに、ボールのオイル抜きが十分でない場合、ボールの表面にうっすらとオイルの膜ができているような状態になり、さらに滑り安くなってしまう。毎回、ボールをシャミーで拭いていたとしても、ボールに吸収できるオイルキャパを超えていた場合には、どうにも拭き取れない。

原因としては、後者の方が深刻で、しっかりオイル抜きしてあるボールであれば、パールのボールでも多少のキャリーダウンには負けずに曲がる。

投球でカバーする方法

滑るなと思ったら、基本的には、外に立って、クロスぎみにボールを投げることになると思う。曲がり幅が少ないので、タイトに攻める必要がある。

もうひとつは、内に入って、絞って投げるという対処もある。この場合もタイトに投げるということは変わらないのだけど、曲がり幅が、より必要になってしまうラインなので、スピードを落として投げるという対処になると思う。

ボールが一つしかない場合は、上記の対処をとりあえず、実施することで対応できると思うけど、ボールチャンジして、次回までには、しっかりボールのオイル抜きをやるということがベストだと思う。

まとめ

1つパールのボールが滑り安く感じるようになってしまい、先月もオイル抜きをやっているのだけど、また、オイル抜きをやってみた。オイル抜きは回数を多くやると、ボールの寿命がどんどん短くなる印象もあるので、いつやるかは悩ましい。一方で、スコアが出ない状態で投げていても仕方ないので、オイル抜きの判断をした。

オイルのキャリーダウンは、センターで使っているオイルの粘性にも影響していると思っていて、粘性の高いオイルだと伸びやすく、ボールにも付着しやすい。

ボールは毎回、クリーナーでキレイにオイルを拭き取らないと、じわじわと表面に残っているオイルが染み込んでいってしまうので、その点も注意したい。