ボウリングのすすめ

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新しいスペアボールで10ピンカバー率の向上?

少し前に表面にキズが多くなって曲がるようになってしまったので、スペアボールを買い替えた。もともとは1投目のボールより1ポンド軽いボールを投げていたが、今回は、1投目と同じ重さのボールにしてみた。さて、10ピンカバー率があがったのかという話を書いてみたい。

10ピンカバー率の状況

結論から書くと、あまり変わっていないという状況である。80%〜90%ぐらいの間をうろうろしている感じである。

コントロールの精度がイマイチということが直接的な原因になる。

新しいスペアボールにしたことで変わったこと

曲がらなくなった。スペアボールなので普通のことではあるが、古くなったスペアボールだと曲がっていた部分がスーっとまっすぐに進むのは明らかに感じる。

この結果、外ミスがきかなくなり、ガターに落ちる。笑

一方で内ミスはある程度きいて、10ピンまで届く。結果、コントロールのミスがそれなになるので、以前と変わらないカバー率になっていると分析できる。

また、3−6−10が取りにくくなった。外から投げても戻ってこないし、戻りぐあいもオイル状態によって差が大きいので、最近は1投目のボールで取るようにしている。

1投目と同じ重さの方が投げやすいのか?

正直、軽かったときと、投げている感触は、あまり変わらない印象である。やや違うのは、スピードがやっぱりでない。1〜2km/hは球速が落ちている。

球速が落ちてはいるが、曲がらないので、実際にそのことが問題になることはない。1投目の速度よりは少し速いが、重さが一緒なので、まあ同じぐらいの速度になる。

スイングのリズムは、1投目とほぼ変わらずに投げれるので、その点はよいと思う。一方で、サムホールの調整もちゃんとフィットさせていないと、コントロールが悪くなってしまう印象があり、以前よりも細かく調整している。

これは、重い分、サムホールがゆるかったりすると握ってしまったり、ボールを落としてしまうミスが起こりやすいということかなと思う。

10ピンカバー率を上げるうえでの課題

立ち位置、ねらうスパットはほぼ固定しているのであるが、ボールの着床にブレがあり、安定していないことが課題である。

着床点がずれているのは、いくつか原因が考えられ、順番に補正しようと思う。

  • 助走にブレがある
  • スイングの方向にブレがある
  • リリースが安定していない

リリースが安定していないのは、サムホール調整と、スイングの方向の問題になると思うので、根本原因は、スイングの方向だと思う。

助走は、助走スピード、スライドのステップとスイングのテンポがあっていないとかいくつか変動してしまっていて、これは、そもそも1投目の課題として解決しないといけない。

スイングの方向は、10ピンカバーのときには角度が結構ついているので、その角度で固定してスイングの軌道ができるように、練習していくしかないかなと思っている。

まとめ

現状は10ピンカバー率は向上していないが、新しくした方がよかったとは思っている。正しいラインに投げれば、まっすぐに進むので、明らかに10ピンカバー率を挙げられる状態になったと思うためである。

正しいラインに投げる精度を上げる練習をしていけば、1投目と同じ重さのボールの方がよいかもしれないというのが、総評になる。

軽いとやっぱりスイングのリズムなども違ってきてしまうので、ある意味、1投目のボールの精度を引きずらないというメリットはあったが、そもそも1投目の精度をあげないと10ピンカバーだけ精度向上しても仕方がないなと思う。

古くなったスペアボールを使っていて曲がるなと思う場合、買い替えをおすすめる。工夫することで10ピンも取れるとは思うが、本来のラインで投げて、取れるようにする練習をした方がよいと思う。