少し前に使い込んだボールを復活させるテーマを書いたのだけど、限界があって、どこかで新しいボールへの買い替えが必要になってくる。
今の手持ちの劣化したっぽいボールと、最近購入したボールで何がどのように違って、結果、スコアにどのぐらい影響するのかというのを書いてみたい。
曲がりの違い
一番、顕著に出てくる違いが、曲がり幅(キレ)だと思う。新しかったときはもっと曲がったのになぁと思い出すことがあると思うが、だんだんと劣化してくるので、どのぐらい曲がったのかは忘れがちになる。
ボールの特性によっても違うので、一概には言えないが、ざっくりとした自分の感覚だと、立ち位置で5枚以上は違うという感じる。
ねらうスパットを固定したとして、ニューボールだと、劣化したボールよりも、さらに5枚左から投げないとポケットまで届かず、曲がってしまう。
また、ドライゾーンに入ったときの反応も違っていて、劣化したボールは、やや滑ってからゆるやかに曲がってくるので、入射角度が浅くなってしまう印象がある。
スキッドと転がりの違い
これもパール系や低慣性かどうかなどのボールのスペックにもよるが、ニューボールの方がスキッドもよく、かつ、転がりもよい印象がある。
特にパール系のボールは、長く使っているとポリッシュのボールでも表面にキズがついてきたりするので、スキッドは落ちてしまうことが原因だと思う。
結果として違ってくること
単純にいうと、ニューボールの方がスコアが出る。別の言い方をすると、ストライク率が上がる。
ストライク率が上がれば、結果、スコアは向上する。
これは、違いで説明したことになるが、スキッドしてパワーを温存しつつ、ドライゾーンで十分な入射角度で曲がってくれるので、ピンアクションもよいし、曲がりの安定性も高いので、ストライクのラインの幅も出る。
結果、多少のコントロールのミスがあってもストライクになる確率がぐんとあがることによる。
最近、購入したニューボールと、7ヶ月使っていたボールで複数のゲームで比較してみたけど、ストライク率として10%〜20%も差がでてしまった。
どちらのボールもポケットのラインに載せている状態で比較しても、ストライクになる確率は圧倒的にニューボールの方が高い。(10ピン、7ピンが残ることが少ない)
まとめ
ボールの劣化を見極めるのは、なかなか難しい。高スコアを出したことがあるボールとか、気にいったボールだとついつい使いたくなる。
曲がりのキレの悪さなどで劣化を判断することも多いと思うが、ストライク率の低下や、ポケットに入っているのになぜ倒れないの?とかが多くなってきたら、買い替え時だと思う。
自分は、3〜4個のボールを投げていて、1個は、最近3ヶ月以内には購入したボールという状態で投げて、比較することで、劣化を見極めるということをやっている。
ただ、それでも劣化を見極めることは難しく、ここ最近もお気に入りのボールを使っていたりもした。ただ、週2回程度で6ヶ月も投げていたボールだと、ぼちぼち限界のようである。
ざっくり計算だと、4ゲームx30週x2回なので、240ゲームぐらいかなと思う。100ゲームが限界という人もいるので、ずいぶんがんばってくれたのかもしれない。