ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

手前にオイルのないレーンは難しい

先日のリーグで投げたレーンが手前にオイルがなく、かなり苦戦した。結局200アップもできずに、3ゲームが終わってしまったので、攻略について少し考えてみたい。

手前のオイルのないレーンの状況

たぶん、手前にないだけでなく、全体的にオイルが薄い状態になっているのだと思う。練習ボール中に、手前も削られてしまい、1ゲーム目からボールが手前でレーンに噛んでしまいパワーロスしている状態だった。

手前や中央付近にオイルが薄いと、ボールを外に出しても、曲がりが弱く、ポケットまでぐいぐい曲がっていくことがなくなってしまう。

そのため、入射角度もでずに、ストライクもでないし、下手するとヘッドピンにすら当たらないという状況になる。立ち位置を外(右)に移動しても、手前のオイルは通常、もっとないので、さらに手前で失速してしまうし、スピードを入れてなげても、ボールに勢いが足りず、ヘッドピンに薄めでスプリットが出やすいという状況になる。

少しクロスぎみに投げると、今度は曲がり過ぎたりして、1番ピン正面などにいき、これまたスプリットになる。

手前のオイルのないレーンの攻略

基本的な戦略としては、2つある。

一つは、カバーの弱いボールで手前の失速を最小限にして曲がり幅も狭めに投球する。これは先日の⊿ RG値の低いボールで投げるという対策とほぼ一緒になる。

もうひとつは、なるべくオイルのあるインサイドに入って、絞って投げる。これは、ある程度のカバーが強めのボールでオイルの上をスキッドさせて、ピンそばでクイッと曲げてストライクを取る戦略になる。

今回のレーンの状況は、インサイドに入ってもオイルが中央付近にもなくて、後者の対策はとれそうになかった。

ボールチェンジしようかと悩んだのだけど、弱めのハイブリッドを投げていたので、スピードを入れつつ、手前から転がしてスキッドを出して、なんとかストライクを取るという戦略で攻め続けた。結果、ターキーぐらいまでは出せたが、ちょっとスピードが落ちたり、投げミスで、スプリットになるという状況で、196までが精一杯だった。

ちなみに、同じボックスで投げている人で、高スコアを出している人は、手前を飛ばす投球をしていた。プロでもやる人がいるが、手前のオイルがないところをボールを浮かして飛び越えさせて、投げる方法になる。いわゆるロフトという投球方法になる。

まとめ

日中帯である程度投げ込まれたレーンに入ると似たような状況になっていることがある。外がないだけであれば、内に入って、絞るなど対応方法があるのだけど、全体に薄い場合には、かなり難しい。

プロの大会でもオイルの凸型の段々になっているところがフラットなレーンは、かなり難しく、板目1枚のコントロールが要求される。

自分の投球スタイルだと、内に入って絞るボウリングは回転が不足している感じがするので、弱いボールで外からまっすぐドン作戦でスコアをまとめる技術をつけていきたいと思う。