ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

スポーツコンディションで投げる

プロのボウリング大会とかでよく聞く、いわゆるスポコンであるが、先日のリーグのコンディションがまさにそれのような感じになっていた。本当は48フィートのコンディションなのだけど、たぶん、メンテマシンの操作を誤って別のコンディションをひいてしまったのだと思う。とんでもなく難しかったのでそんな話を書いてみたい。

練習投球の状況

48フィートのつもりでいたので、それなりにカバーの強いボールを選択して、さらに外に立ち位置をとって、第1投を投げてみた。そしたら、スーっとボールが走っていきガターぎりぎりでふんばって、3番ピンになんとか当たるという状況だった。

なんだこれ?と思いつつ、さらに外に立ち位置をもってきて、5枚目ぐらいをまっすに投球してみた。そしたらボールはしっかり回転しているものの、そのままスーっとまっすぐに進んで曲がりもせず、6番、10番にあたるという状況だった。外までしっかりオイルが入っていて、ドライゾーンに到達してもポケットまで戻る気配がまったくない。大会とかで投げている人達が、スポコンだと言っていたけど、これは困ったなという感じである。

その後、今度は、内によって15枚目ぐらいをまっすぐに投げて、ヘッドピン横でクイッと曲がってポケットに入らないかなと思って投げてみた。そうすると、そのまま3番ピンにあたるだけで、ヘッドピン側に曲がってこない。練習投球はポケットをつけた投球が1投もなく終わってしまった。

ゲーム開始後の状況

こうなってくると、外に立って、クロスに狙ってポケットにストレート気味に入れていくしか選択肢がない。立ち位置と角度を調整しつつ、ポケットをつけるようになったのが4フレームからで、そこからターキーまで持ってきたが、それ以外は、スプリットやらヘッドピンをはずして5本でオープンとかになり、スコアは、175だった。

2ゲーム目も同じように投げ続け、残りピンによってスペアも大変難しいという状況なので2オープンで177(ハイゲーム)が精一杯だった。

3ゲーム目に入っても、オイルが削られてくる様子もほぼなく、相変わらず、外に投げるとスーッとまっすぐに進む。ソリッドの一番強いボールにチェンジしてスピードを落としたり、回転を強めにしたり、いろいろやってみたが、まったく通用せず、ストライクなしという結果で今期の最低スコアで終わってしまった。

まとめ

これがスポーツコンディションというものなのかというのが体感できたのはよかったけど、こういうレーンだと、ボールを曲げてキレイにピンを飛ばすという爽快感が得られないし、攻め手のバリエーションも作れないので、投げていておもしろいとは思えないなというのが感想になる。プロの大会とかを見ていても、ウレタンボールで外から曲がり幅が狭く投げている様子をみてもイマイチ盛り上がらない。

さて、今回は、おそらくメンテマシンの設定間違いだと思うのだけど、こういうレーンであることが予めわかっていたら、もう少し対応できたような気はする。具体的には、強いカバーのソリッドのボールの表面を500番とかでざらざらにサンディングして望むということになる。手前からレーンになんとか噛んでくれないとなんとも攻めづらいので、ウレタンのボールが使われる理由もそこにある。