大会、リーグで投げているときに、このレーンは難しいということがある。一緒のボックスで投げている人が、ぜんぜんスコアが出ないようなレーンになる。
レーンメンテナンスしたばかりのレーンであるのに、なんで?というぐらいストライクにならない。そんな不思議について書いてみたいと思う。
レーンのオイル状態は日々、それぞれで違う
難しいと感じる原因は、オイル状態にある。レーンのオイルパターンは決まっているはずで、隣のボックスとも一緒のはずではあるが、実はちょっと違っているということになる。
原因はいろいろ考えられるが、違うものは違うので、そのレーンのオイル状態にあわせてアジャストすればいいという話でもある。
この違いが明確であれば、まだいいのだけど、微妙に違うという状態が一番、悩ましく、アジャストも難しくなってくる。
アジャストが難しい理由
これは、「あれれ?いつもと同じオイルパターンのはずが、いつもと一緒のところに投げても合わせられないぞ」という誤解から生まれていると思う。
さらにやっかいなのが、ポケットには収まっているのに、10ピンタップが多いとかになっているような状況にある。ライン的には微調整でいけそうだけど、と思わせておいて、ちょっと立ち位置を変えると、大きくボールが動いてしまったりして、うまくあわないという負のスパイラルにはまる。
ボールチェンジしても変わらず、なんで?と迷子になる人も多い印象である。
対応案
オイルの状態からして、上記のような場合には、カバーの弱いボール(つまりオイル状態の影響を受けないようにする)や、思い切って5枚内から投げるとか、大きな変更をしてアジャストした方がよいと思う。
先日のリーグでもスコアを出せた人がスピードを抑えていた人という特徴があって、スピードの調整も考えられる対策になる。
自分も弱いカバーのボールでスピードを落として投げていたのだけど、奥が少し伸びているような状態で、かつ、手前のオイルもムラがあるようなレーンであった。
まとめ
ボウリング場によって、このレーンは速いとか、遅いとかレーンによって特徴があることがある。これは、たぶん、レーンの板が少し変形しているとかで、メンテナンスマシンでオイルがうまくひけないとかなんだと思う。あるいはレーンにキズがあるとかで、クリーニングが十分にできないという可能性もある。
そういうレーンにあたってしまうことも、まああるので、そこを避けたラインで攻めるということに頭を切り替えることも必要ということだと思う。
ストライクが出ないことが自分の投球やボールの問題でないこともあるという話になる。