ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

変化が激しいレーンの対応に苦戦

先日のリーグで投げていたときに、ボックスで5人で投げていたのだけど、2ゲームと3ゲーム目で結構な変化をしていた。通常、3ゲームぐらいであれば、6人で投げていてもそんなに大きな変化は感じないのだけど、今回はなぜか激しく変化していたので、なぜなのかなど、考察しつつ書いてみたいと思う。

練習投球でのレーンの状況把握

最初にオイルの量などレーンのオイル状態を観察するために、内から外に出しつつ、かるくボールを転がしてみた。

手前もしっかりスキッドしていき、ドライゾーンでしっかり曲がりが出ており、オイル量も普通で、かつ、ドライゾーンもしっかりクリーニングされていると判断した。

この状態だと、どんなボールを使ってもそこそこのスコアは打てそうだなと思いつつ、弱めのハイブリッドを選択した。

1ゲーム目の状況

練習投球で把握したストライクへのラインで、内からやや外に出して、可もなく不可もなく、ポケットをつくことができ、ダブル1回で、1ミスという結果で終わる。一緒に投げていたボックスの人も投げやすそうにしていて、特に大きな変化なく終わる。

2ゲーム目の状況

ドライゾーンで少し滑っているようなボールの動きを感じ始めた。少し曲がりがあまくなり10ピンが残る。この状態はある程度、予測できていて、オイルのキャリーダウンが出てきたと思う。最近、この傾向が多く感じている。

一緒に投げている人は、外から投げていたのだけど、曲がりが弱くなりヘッドピンをはずすぐらいになってしまい大きくスコアダウンしてしまった。

自分は、ラインを変えず、手前から回転多めで転がしていく作戦で、ドライゾーンでの曲がりをしっかり出すようにして、ターキーを2回持ってきて、ハイゲーム224を出せた。

3ゲーム目の状況

2ゲーム目と同じラインで、引き続きターキーを出して、いい滑り出しと思いきや、中盤から両方のレーンが極端に遅く感じて、曲がりがスピードによって安定しない状態になってしまった。

一緒に投げていた人も2ゲーム目と違って、今度は、曲がりすぎるという状態に苦戦していた。

今度は、手前と中盤のオイルが削られてしまい、そこにボールが噛んでしまっている状態になっていたのだと思う。たぶん、オイル量が少なめだったのだと思う。

外から投げていた人はやや内に入って調整したり、手前を飛ばしぎみに投げていた。

自分は、唯一内から投げていたのだけど、たぶん、自分でラインのオイルを削ってしまったのだと思う。結局、5枚ぐらい外に立って、スピードを入れて投げるという対処をしたが、外のラインも削られているし、奥は伸びているしで、10ピンが残りやすいという状態で、マイナスで終わった。

まとめ

アメリカンで投げていると、一緒に投げている人のボールの強さやラインによって、レーンのオイル状態の変化が様々に起こる。キャリーダウンは、回転を増やす(もしくは縦回転にする)ことで、影響を少なくすることができるが、削られてきたときの対処は難しい。

全員が外から投げていれば、どんどん内に入っていけばよいのだけど、いろんなラインで投げているレーンだと、どこでどんな変化をしているのかが、そこにボールを投げてみないとわからない。さらに、レーンを交互に投げているので、片方のレーンで変化していても、もう一方も同じとは限らないので、判断が難しい。今回は、ほぼ同時に遅くなってしまい、あれ?あれ?というのが2回続いて、スコアダウンさせてしまった。

大きく曲げると変化の影響も大きくなってしまうと思ったので、外からスピードを入れて、ゆるやかに曲げるという対処をしたのだけど、この辺の対応策と、判断のタイミングは、今後の課題である。