ボウリングのすすめ

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ソリッドのボールの方がスプリットが出づらい?

自分はあまりソリッドのボールを持っていないので一概には言えないかもしれないが、体感としては、ソリッドのボールの方がスプリットが出づらい気がしている。

ある程度のゲーム数をやったときで、パールボールと、ソリッドのボールでスプリットの出方などを比較考察してみたい。

フレッシュなレーンのとき

レーンメンテナンス直後の数ゲームだと、どちらのボールでもスプリットはほとんど出ない。手前にオイルがあって、ドライゾーンがしっかりクリーニングされている場合、ボールは安定してスキッドして、ドライゾーンでしっかりレーンに噛んで曲がってくる。

そのため、ポケットを外すことは少ないし、余計なパワーロスもないので、ピンアクションもよい。結果、スプリットはほとんどない。

数ゲームを経過したとき

1人で投げている感じだと、3,4ゲーム目ぐらいから手前のオイルの削れや、ドライゾーンのキャリーダウンが感じられるようになってくる。

この辺から、パールのボールだと2ゲームに1回ぐらいはスプリットが出はじめる。立ち位置を内に入っていき、オイルを使って投げていても、投げミスは、どうしても発生してしまうので、外に出てしまった場合など、思った以上に戻ってきて、スプリットになるとか、キャリーダウンしているオイルの乗って抜けてスプリットなどが起こる。

パールのボールは、一般的に表面もポリッシュされていて、オイルがあれば滑っていくし、オイルのないところだと、反応して曲がりが強い。つまり、敏感に反応するので、投げミスやレーン変化の影響を受けやすい。

一方で、ソリッドのボールは、手前のオイルがないとコアが起き上がってきて弱いピンアクションになるリスクはあるが、立ち位置を内に入っていれば、奥での動きがゆるやかで、ドライゾーンでもしっかり曲がろうとする傾向なので、結果、大きくポケットを外すことがなく、スプリットが出にくいと感じる。

オイルの厚いところが短いレーン

自分が苦手にしている42フィートなのだけど、中央のオイルの厚いところが35フィートぐらいしかないレーンを、リーグで投げた結果もこの傾向を示している。

従来、オイル量が少ないので、弱めのパールで投げる戦略をとっていたのだけど、どうも曲がりが安定しない。レーン変化でさらに難しくなり、スコアを伸ばせなった。

今回、ポリッシュしたソリッドのボールを試してみたところ、予想どおり、かなり安定して投げることができた。3ゲームすべて200アップができた。スプリットもない。

このレーンはフレッシュな状態から投げはじめているのだけど、パールのボールで投げている人は、レーン変化についていくのが難しそうだった。

一方で、自分は、ソリッドのボールで手前の削れがほとんど感じなかったので、3ゲームすべて、ほぼ同じ立ち位置から同じラインで投球できてしまった。キャリーダウンはそこそこあったのだと思うが、ちょっとぐらいのキャリーダウンだとソリッドのカバーの強さからして影響はほとんどなかった。

オイルが少ない場合には、ポリッシュしたソリッドのボールが自分の投球スタイルだと適していると感じた。

まとめ

ソリッドのボールのよさが今まであまりわかっていなかったのだけど、オイルが薄く、変化が大きいときに安定してスコアを出すには適しているということがわかった。

弱いカバーのソリッドのボールを1つ持っているといいと上級者の人からもアドバイスがあったのだけど、なるほどと思う。