ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボールチェンジは難しい

先日の大会で、1ゲーム目はよかったのだけど、ゲームが進むごとにスコアが落ちてきてしまい、これはレーン変化にボールがあってないなと思って、4ゲーム目でボールチェンジした。このボールでストライク発進できて、よしよしと思っていたら、その後、ガタガタと崩れて、結局、4ゲーム目が、最低点で終わってしまった。ボールチェンジは難しい。

ボールチェンジの判断

そもそも4ゲームぐらいのゲームでボールチェンジがいるのか?という話もあるのであるが、今回ように、奥の曲がりが足りない感じで、ストライク数が思った以上にでない場合には、ボールチェンジの判断はあると思う。

一般的には、レーンのオイル変化で、手前から中盤が削られてきたと感じたら、内に寄っていき、それでも遅さを感じたら、カバーの弱いボールにチェンジして投げることがセオリーになる。その場合、立ち位置はあまり変えずに投げて、手前を走らせて、奥での曲がりを出すという作戦になる。

今回の自分の場合は、ミディアムぐらいが適正レーンのボールを投げていて、奥の曲がりのゆるさを感じはじめて、内に入ってみると抜けるという状態だったので、手前を走らせるために、ドライでも対応できる弱いカバーのボールにチャンジしようと考えた。

ボールチェンジした結果

チェンジしたボールは、ハイブリッドで、かつ高慣性のボールになる。この際に、立ち位置は、セオリーどおりにしようと思って、ミディアム用のボールで抜けなかった立ち位置から投球した。

最初の投球でストライクが出たので、正解だったかと思ったものの、もう片方のレーンでは、奥での曲がりがでないという状況で、キャリーダウンだったの?という疑問が残る形になった。

その後、ストライクが出たレーンでもボールの曲がりが安定せず、オイルの薄いところ通過すると、抜けるという状況もあり、もっと内に入った方がいいのか?とか考えながら、投げていたのだけど、安定して投げられるラインも見つからず、ゲームは終了してしまった。

今回の結果を踏まえての反省

一つ思ったは、ボールチェンジしない方がよかったのではないかということになる。高スコアを出そうと思ってチェンジしたのだけど、そのまま投げていても200前後のスコアは出せたと思う。ボールをチャンジすると、レーンのオイル状況でのボールの動き方も変わってしまうので、安定したラインが見つからない状態にまでになってしまうなら、少し遅いと感じても、そのままある程度、スピードを入れるなどして投げた方がよかったかもしれないと思う。

また、ボールを変えずにラインを大きく変えるという方法もある。出し戻し気味になげていたのだけど、もっと絞って投げるという対応でも攻めることができたようにも思う。

もう一つは、ボールチェンジしたタイミングで、ラインも大幅に変えた方がよかったのかもしれないという点になる。ミディアムのボールで安定したストライクが取れないラインを、ドライのボールで攻めて、安定するかもと思ったことが間違いだったかもしれない。外に立ち位置を変えて、まっすぐ目で手前から曲げる作戦の方が安定した可能性もある。

ボールも変えて、さらにラインも大きく変えるというのは、結構、勇気がいるのだけど、ドライ用にするなら、その選択もあったかなと思う。

まとめ

大会、リーグとかで4ゲーム程度のゲーム数だと、途中でボールチェンジをするべきなのか?という点は、自分でも答えが出ていないテーマになる。その程度のゲーム数であれば、最初に選択したボールからそんなに大きくレーンのオイル変化はしないので、ラインをうまく見つけてアジャストできるはずとも思ってしまう。

今回は、ある意味、勝負に出てボールチェンジしてみたのだけど、手前が遅いだけの問題ではなかったようであるという結論で、結局、レーンの状況を把握する力が足りないから、適切なラインを見つけることもできなかったという話でもある。

ボールチェンジのタイミングや、ボール選択というのは、実に難しい。