ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

自分の投球スタイルにあうライン取り

プロのチャレンジマッチで内から出し戻しで投げて惨敗した話を書いた後に、自分の投球スタイル的に一番あっているのは外から投げるラインなのだということで、リーグで外目のラインで投げてみた結果について書いてみたい。

投球のラインとボール選択

先日のチャレンジマッチと同じボールをあえて選択。このボールはカバー弱めの対称コアのパールのボールになる。

ライン取りとしては、先日のチャレンジマッチだと、23枚目ぐらいに立ち位置を置いていたが、今回は、あえて、外ということで、18枚目ぐらいにした。これでも内ぎみかもしれないけど、ちょい出しでスピードもつけられるし、練習投球でポケットにいいヒットをしていたので、とりあえず、ここから開始することした。その後、少しゲームが進んできたら、もっと外に立って、まっすぐ目にも投げるぞという意気込みである。

ちなみにレーンコンディションも前回のチャレンジマッチと同じパターンになる。違うのは、投げ込まれていないレーンになるという点である。

投げてみた結果

終始、安定したスコアで、ストライク率も50%は超えており、ハイゲームは257で、最高連続ストライク数も9個という結果だった。

この結果だけで判断していいかはわかないけど、やっぱり外を使って投げる方が安定するし、ストライク率も高いようである。

投球の分析

自分の投球の特徴としては、回転もスピードもそこそこ(というか少な目)になる。内に入って出し戻しで投げる場合、どうしても球速が遅いので、道中のオイル状態の影響を受けやすく、安定しづらい。

一方で、今回のように外から狭い角度(ちょい出し)で投げると、リリース時にボールを押し込むことができるので球速をあげることができる。また、副次的な要素としてスイングを振り抜いているので、回転も多くかかる印象がある。

結果、ボールの軌道、回転がとても安定して、まっすぐにスキッドしてドライゾーンでしっかり曲がって強いピンヒットを出すことができた。

また、投げていて思ったこととして、アメリカンで投げていて左右での立ち位置の違いがほとんどなかったことがある。3ゲーム目で片方だけ1枚、内に入ったのだけど、それぐらいの微調整ですんでいる。これは、スピードと回転が一定あるので、道中のオイル変化の影響をあまり受けないで投球できているということだと思う。

また、今回使っているボールがカバーの弱いパールのボールなので、手前がスキッドしていれば、外に出せばしっかり戻ってきてくれる。このボールの特性を考えても、外があっているんだろうと思う。リーグでボックスで5,6名が投げていても、3ゲームぐらいであれば、多少手前が削られてきても、ものともせずにスキッドしていた。

まとめ

同じボールでも攻め方を変えると、こうも安定するのかということを知るいい機会になった。立ち位置をどこにもってきてもライン取りでストライクになるラインを見つけることはある程度できる。強いボールを使っていると内から投げることが多くなり、結果、弱めのボールでも内であわせてしまうことが多かったのだけど、今後は、ボールの特性を見つつも基本的に、なるべく外に立ってあわせていこうかと思う。

いろいろな立ち位置からいろんなボールで攻められる技術もある程度は必要だけど、しっかりスコアを出すには、やっぱり自分の投球スタイルにあったライン取りが重要なんだと思う。先日のプロとのチャレンジマッチでも思ったが、通常のハウスコンディションだと、それがしっかりできれば、高アベレージが出せるのだと思う。