ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

プロとのチャレンジマッチに参戦してきた

先日、久しぶりにプロとのチャレンジマッチに参戦してきた。女子プロ、男子プロの2名が参加している大会で、4ゲーム投げてきた。

リーグもやってるし、ある程度のスコアが打てるかな?と思って挑んでみたものの、結果は惨敗であった。プロの投球を見ていて感じたことなどを書いてみたいと思う。

プロの投球の特徴

助走からリリースまでの投球動作が安定しているというのが第一の印象だった。プロなんだから当たり前なのかもしれないけど、投球動作が安定しているので、投げられたボールの回転軸や、球速も一定で、再現性が高く、ストライクのラインを見つけると、アメリカンであっても、ちゃんとターキー、フォースと続けてくる。

二つ目に思ったのは、自分が得意なラインで投げていそうという感想になる。これは、ハウスコンディションなので、どのラインでもストライクが取れるということもあり、自分が一番、安定して投げやすく感じるラインでアジャストしている印象だった。あれこれと試すというよりは、そのラインで、立ち位置などをアジャストすることで、ストライクラインを見つけて、正確に投球を続けるというように見えた。

結果、210アベレージ以上は、打っていて、練習ボールも数投しか投げていないのに、1ゲーム目からも4フレぐらいからしっかりあわせて200アップを出すし、その後のレーン変化にも立ち位置の微妙なアジャストぐらいで対応できているように見えた。

自分の投球と比較して思ったこと

今回、ある程度投げられたレーンなので、遅そうと思ってカバーの弱いボールを選択していたのだけど、オイルもそこそこ入っていて、内から外に出す投球でなんとかストライクのラインを見つけるという状態でスタートした。

この時点で若干失敗してて、最初から外からまっすぐ目にラインを見つけるようにした方がよかったなと反省している。ある程度、投げられたレーンなので、中間のオイル状態がやや不安定で、ボールが動いてしまう状態だった。自分の投球の問題なのかの切り分けも十分にできず、最終ゲームで外からあわせてやっと200アップできたという状態である。

女子プロは、やや外からカバーがある程度強いボールでまっすぐ目のラインで投げていた。オイルがあるので、凸型の段々のオイルのやや厚いところをスキッドさせて、ポケット前でクイッと曲げてストライクを取る感じになる。女子ではこのライン取りをするプロが多い。自分も参考にするべきラインだと改めて思った。

男子プロは、回転が強いので、カバーの弱めのボールを選択しつつも、かなり内に入って絞り気味に投げていた。スピードがあるので、オイルの変化に負けずに進み、安定したボールの動きでストライクを取っている。スピードがあって回転が多いと、中間のオイル状態に負けずに進んでいくので、できる戦法で、あとはある程度正確なコントロールがあれば、ストライクが量産できる理想的なラインになる。

まとめ

自分の投球を分析しているときに、外からまっすぐ目が得意なはずと自覚しているものの、ボールを大きく曲げてストライクを取るスタイルに憧れもあって、つい、そういうラインを選んでしまう。メンテナンスしたばかりのレーンなどでは、それでも高スコアを打てることもあるけど、やっぱり、変化が大きい大会などでは、自分の得意とするラインで投げられるボールを選択することが重要なのかもしれないなと思った。

次回、リーグのときに、今回と同じボールで、外から攻めるというのをやってみようと思う。