ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

投げ込まれたレーンで練習

久しぶりに午後からボウリングの練習をしてきた。午後に行くと、午前中に投げ込まれたレーンになってしまうので、いわゆる遅いレーンになっている。また、オイルの削れ方にもよるのだけど、簡単に感じることは少なく、高スコアを出すことは難しいなと思う。

そんなレーンでも、投球フォームを固める練習だったり、絞って投げる練習だったり、いろいろな目標を設定して取り組むことはできる。

本日のレーンの状況

びっくりするぐらいオイルがなかった。通常、7番ピンを取るときは、外からまっすぐかややクロス気味に投げるのだけど、手前からぐいっとボールが曲がってしまう感じで、やや外に立ちつつ、外に出して投げて7番ピンに行くという感じである。

通常はそんなに内に立たないのだけど、25枚目〜30枚目に立って、レーンの中央のオイルを使って絞って投げようとしても途中でレーンに捕まってしまうぐらいな感じである。

ストライクどころか、スペアも難しいという状態になっていて、どうしようかと思っていたら、レッスンでこのレーンを使いたいということで、別のレーンに移動になった。

移動したレーンもオイルは削られているのだけど、さっきよりはマシという感じで、25枚目ぐらいの立ち位置からポケットはつけそうな状況だった。

ボール選択

こういうレーンでのボール選択はなかなか難しい。最初は、コアの強いパールのボールを使って投球していた。このボール選択のねらいとしては、オイルが薄いので、パールのボールで走らせたいが、絞っているので入射角を出すために、コアの力でしっかりと向きを変えてほしいという理由になる。

ゲームごとに、25枚目からじわじわとインサイドに立ち位置を変えていきつつも、手前で捕まってしまうことが多く、奥でも曲がりが出過ぎるか、抜けていくかのどちらかという状況になり、このボールだと200アップも出来なかった。

次に選択したボールは、ハイブリッドの高慣性のボールになる。カバーは弱めになる。このボールの選択のねらいは、パールのボールよりも少しカバーを落としつつ、もう少し奥まで進んでからコアを立ち上げたいという理由になる。

弱いカバーのパールのボールの方が走るのだけど、それだと、入射角度が出せないと思って、高慣性だけど、弱すぎないカバーのボールを選んだ。

結果、このボールでハイゲーム232まで出すことができた。

ライン取りと投球方法

30枚目ぐらいの立ち位置から、20枚目ぐらいを通して、絞って投げるライン取りになる。このボールで3回200アップができたのだけど、中央付近のオイルがさらに削られていくので、1ゲームごとに1枚はインサイドに寄っていくような感じだった。

投球方法としては、割と走らせないといけないので、手前からしっかり回転をかけつつ、柔らかく投げるという意識で投球していた。

オイルが薄いと球速を上げて、奥までボールを運びたくなるものなのだけど、不思議なことに、スムーズに体重移動して、柔らかいイメージで手前から転がした方が、スイスイと奥までボールがスキッドしてくれる。

薄くてもオイルがあれば、ちゃんとスキッドしていくし、奥での曲がりもしっかりでる。逆に力で投げると、奥までいったとしても曲がりが中途半端だったり、回転が弱いのでスプリットのリスクも高くなる。

まとめ

最初はどうなることかと思ったけど、なんとか200アップもできたし、絞って投げるいい練習にもなった。また、ボールの起き上がり方がよく観察できるので、力まないで投げる方が、スキッドするし、いいストライクが出るんだなということも体感できた。

また、隣のレーンでプロが練習を始めたのを見ていたのだけど、準備運動で、かる~く投げてもクルクルと高速回転したボールがしっかりスキッドしていた。しっかり投げはじめても、そんなにカバーの弱いボールではないのだけど、ピンアクションのよいストライクを連発していた。オイルが、かなりないのだけど、なんとかできちゃうのがやっぱり凄い。

たまには、午後からでかけて練習してみるのもいいかもしれない。