ボウリングのスコアの計算方法をよく知らないという人が多いと思う。機械がやってくれるので、まあいいかと思っていると思うけど、実は相当簡単である。
そして、スコア計算方法をしっていると、高スコアを出すにはどうしたらいいかということがわかる。
スコアの計算方法
基本的には、以下の3つだけになる。
- マークがつかないフレームは、倒したピンの本数が、そのフレームの得点になる。
- スペアのときは、10点と次のフレームの1投目で倒したピンの本数が、加算される。
- ストライクのときは、10点と次とその次の2投目まで倒したピンの本数が、加算される。
つまり、スペアを取ったフレームは、次の1投が重要ということになる。
例えば、7本スペアで、次のフレームの1投目が9本だと、10+9で、そのフレームが19点になる。
また、ストライクは連続してストライクを取ることが重要になる。
例えば、ストライクの次が9本スペアだった場合、10+(9+1)なので、そのフレームが20点になる。これは、スペアのときと1点しか違わない。
一方で、ストライクの次もストライクで、次が9本だったとすると、10+10+9になり、そのフレームが29点にもなる。
連続でストライクを取ること、または、スペアを多くとって、かつ、スペアの次の1投はなるべく多く倒すことで、得点が高くなるというのがコツになる。
ファンデーションフレーム
9フレーム目は、別名ファンデーションフレームと言われる。最後の10フレーム目(ここだけ3投投げられる)につなげる高スコアを出す上で重要なフレームになるためにそう呼ばれる。
この9フレーム目で、ストライクを出し、10フレームも2投ストライクを続けられると9,10フレームだけでもかなりの高得点になる。
例えば、9フレームがストライク、10フレームが、ストライク、ストライク、9本だと、9フレーム目の得点が10+10+10=30点、10フレーム目の得点が、10+10+9=29点なので、合計で59点にもなる。
試合とかだと、9フレーム目以降で逆転とかも十分あるような大事なフレームになる。9フレーム目がスペアだったとしても、次がストライクで、10フレームもすべてストライク(これをパンチアウトという)ができると、9フレームが20点、10フレームが30点で合計が50点にもなる。
まとめ
ボウリングをたまにやる程度だと、得点の計算方法はあまり気にしないようにも思うけど、スペアが取れたら、次の1投はなるべく多く倒すようにがんばるだけで、かなり得点はアップすると思う。
初心者は、ストライクはあまり気にせず、スペアをなるべく多く出して、次の1投でたくさん倒すという戦略が一番、スコアがでると思う。
ストライクは、先の説明のとおり、2回続けないと、スペアとあまり変わらないのである。