ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

まさかのロングコンディション

先日のリーグで、今月は、スポコンだよねと思って、意気揚々とウレタンボールを持ってでかけてみたら、びっくり、48フィートのロングコンディションと出ていた。

事前にその日のコンディションがわからないという状況ではあるのだけど、せっかくこの日にあわせて練習してきたのに・・・と思ってションボリとなった。

ロングコンディションのボール選択

さすがにロングコンディションでウレタンボールを選択する気にはなれず、ボールバッグに入っているラインナップを見てみると、曇ったパール、光ったハイブリッドという2択になる。

ソリッドのボールを持ってくればよかったなぁと思いつつ、投げるなら奥で暴れなそうな曇ったパールだろうということで、まずはそのフィジックスのボールで投げることにした。

練習投球の状況

手前の外にオイルがある程度あれば、ウレタンのボールで投げられなくもないかと思いつつ、練習投球で投げてみると、普通に外にオイルが少なく、戻ってくる印象。中はロングコンディションなので、たっぷりと奥まであり、ボールが走り過ぎる感じで、フッキングポイントがよくわからず、練習ゲームは終了となった。

一般的には、ロングコンディションだと、1番ピンに近いところの内々であわせるのが王道なのだけど、パールのボールということもあり、滑っていく。外で戻そうと思っても、かなり外に立ち位置をもってくる感じになり、これだと手前でレーンに噛んで、パワーロスして戻りが足りない。

ゲーム状況

1ゲーム目は、外であわせようと思って投げていたのだけど、抜けるか、薄めポケットという状況になり、ロースコアになってしまった。2ゲーム目で内に入って、オイルを使いつつもスピードを落として外に出すようにライン取りを変えたところ、結構、ストライクができて、220アップができた。

フィジックスのコアは、やっぱり凄いなと思ったのは、曲がり始めてからも持続して曲がり続ける感じで、オイルに乗っているためパワーロスがほとんどなく、スピードを落としているのに、ピンアクションがよかった。

3ゲーム目も同じラインで投げ続けて、240アップが出来た。中のオイルが多いので、3ゲームぐらいでは削れはほとんど感じず、またスピードを落としているので、ドライゾーンでも十分にレーンに噛んで曲がりも弱くならなかった。

結果、終わってみれば、今期での最高シリーズスコアとなった。

まとめ

ウレタンのボールで練習していたので、スポコンを投げられなかったのは残念ではあるが、いいスコアが出せたので、それはそれでよかった。また、ロングコンディションは今まで、基本、ソリッドのカバーの強いボールで攻めていたので、曇ったパールのボールでもスピードを落とせば、いい感じに攻められることがわかったのも発見だった。

普段の練習でボウリングをやっているときは、勝負しているわけではないので、割と、力いっぱい投げてストライクのラインを見つけるということをやってしまう。キャリーダウンとかしてきたらスピードを落とすことはやるのだけど、最初からスピードを落とそうという発想にはなかなかならない。練習だったら、レーンに合うボールに変えてしまったと思う。

今回のように今、持っているボールで攻めないといけないという状況で、かつ、ロースコアを出すとチームにも迷惑がかかってしまうという状況でこそ、発見できたことかなと思う。