ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

オイルパターンによる変化の違い

ボウリング仲間に教えてもらった話になる。最近、キャリーダウンが早いよねという話をしていたら、オイルパターンによっては、キャリーダウンしやすいものと、手前が削れやすいものがあるという豆知識を聞いた。

オイルパターン表で見るべきところ

オイルパターン表があるボウリング場であれば、フォワード、リバースでどの程度の厚さでオイルがひかれているか書いてある。フォワードは、メンテマシンが、レーン前方に進んでいくときにひいているオイルで、リバースは、メンテマシンが手前に戻ってきながらひいているオイルになる。

フォワードとリバースは、重ね塗りになっているのだけど、その配分によって、キャリーダウンしやさが違ってくるという話になる。これは、オイルパターン表があれば、正規分布のようなグラフで色分けされているので、確認ができる。

フォワードのオイルが多い場合には、キャリーダウンしやすく、リバースオイルが多い場合には、手前のオイルが削られやすいそうである。

確かに、メンテマシンは内部構造としてはブラシが入っていて、オイルヘッドがプリンターのように左右に移動しながらオイルをひいているので、そのブラシの向きによって、進行方向にそってオイルがひいてある場合には、伸びそうだし、逆向きであれば、噛んで削られそうである。

キャリーダウンが早いレーン

本日の練習ボウリングでも3ゲーム目にはすでにキャリーダウンが感じられ、奥の曲がりがゆるくなってしまった。

使っているオイルの粘度の問題が大きいという推測をしていたが、どうやら、オイルパターンもフォワードのオイルが多い可能性もでてきた。この違いを投げている感覚で掴むことは難しく、オイルパターン表を見ないとなんともわからない。残念ながらラウンドワンはオイルパターンを公表していないので調べることもできない。

本日のレーンの状態だと、オイル量は少なめだけど、伸びているという状態で、単純にオイルの粘度だけの話ではないような気がする。

最初にカバーの強いボールで投げていたのだけど、手前のオイルが削れが激しく、かつ、オイルも伸びてしまったので、4ゲーム目には、カバーの弱いハイブリッドのボールにチェンジした。

外の使ってないところでオイルの上を滑らせて、外から曲げるという対応で、なんとか200アップはできたけど、オイルのやや薄いところから薄いところにだして曲げるということでキャリーダウンを最小限にするというような対応を実施した。

まとめ

オイルパターンでキャリーダウンしやすいとかが判断できるという話は、今まで聞いたことも見たこともなかった話なので、ボウリングの情報については改めて公開情報が少ないなと思った。

また、オイル量次第では、キャリーダウンしていてもカバーの弱いハイブリッドでもちょうどよくなることもあるんだなということも発見ではあった。奥が深いというか、ややこしいなと思う。