自分のボウリングの課題の大きな点のひとつが、球速になるのだけど、大会やリーグで投げていて、やっぱりもうちょっと球速をアップしないと、複数ゲームで安定したスコアは出せないのかも?と思い始めた。今日はそんな話を書いてみたい。
球速が重要になる理由
球速が遅いことの最大のデメリットが、レーンのオイル状況の変化を受けやすいという点を感じている。ノロノロとボールが進んでいくので、オイルの濃淡がバラバラなところを通過するときに、ボールの進む方向が安定しない。結果、さっきまでストライクだったラインでも少し削れてきただけで、大きくボールの軌道が変わってしまったりする。
手前だけであれば、内に入って投げることで対応は可能なのだけど、複数人で、いろんなラインを投げているレーンだと、ドライゾーンもオイルが伸びてきたり、中盤のオイルの削れ方もバラバラなので、後半のゲームに安定したスコアを出すことが難しいと感じている。
球速と回転のバランス
単純に球速だけをあげても、回転数が低いと曲がり幅がでないので、回転数ともあわせて考える必要もあり、その辺も難しいところになる。
入射角度の理想が3〜6度と言われており、この入射角度を出そうと思うと、現状の自分の回転数だとスピードを上げると、内からオイルを使って、出し戻すようなラインは使えないかもしれない。
外目からじわじわと曲げる分には、対応できそうな気はするので、少しその観点で練習してみようかなと思う。
どの程度の球速が必要なのか?
どの程度の球速が必要なのかというのは、定量的に示すことが難しい。ボウリング場で速度表示が出るセンターもあるのだけど、これもレーンによって誤差があったり、センターによっても測定箇所が違ったりする。
自分が思うには、現状よりも2〜3km/hを上げることを目指したい。一緒に投げている上級者のボウリング仲間や、リーグでの上級者だと、自分より5km/h以上の球速がある。そこまで引き上げなくても、多少のオイル変化に対応できるぐらいの速度にはしたいなと思う。
まとめ
球速は、オイルを多く使って投げた方が速い。そのため、手前から中央付近をまっすぐに投げた方が速度がつく。オイルに滑っていることが理由になるのだけど、スイングのスピードや、助走のスピードを上げなくてもラインでも球速をあげることができる。
また力を入れて投げることで速度を上げてもいけないので、スムーズな体重移動や、バックスイングの高さを高くする練習をしばらくはやってみようと思う。