ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボールは何個持っていることが理想なのか?

プロボウラーが大会に出かけるときに10個とかボールを持っていくという話を耳にする。自分のまわりにいる上級者も大会となると、3個入りのボールバック2つは持っていっているので、5,6個は必要と考えているようである。

自分は、よく行くセンターの大会やリーグでもっていくボールは多くて3個になる。

さて、初心者とかでマイボールを購入して投げているとして、何個あればいいのか?という疑問がわくと思う。今日はそんな話を書いてみたい。

初心者のボールの数

個人的な見解ではあるが、1投目に投げるボールが1つと、スペアで10ピンをカバーするボールの2個が最小数かなと思う。

10ピンのカバーボールは、最初はなくてもよいと思うが、1投目でフックボールなどをマスターすると、1投目のボールで10ピンを取ることが結構難しいので、なるべく早いタイミングでカバーボールもあった方がよいと思う。カバーボールは、ドリル込みでも1万円以下で、手に入れることができる。

さて、1投目のボールが1個という状況の中で、どのようなスペックを選べばいいのか?というのが出てくる。ボールの種類はとても多く、素材だけでもパール、ソリッド、ハイブリッドとある。コアの強さもどれも違うので、どのボールが一番多くのコンディションで使えるのか?という点から選ぶという方針と、初心者でもボールが扱い安いボールはどんなタイプなのか?という視点がある。

自分は、最初は力もなく、回転もそんなに強くかけられないと思うので、走って、曲がるという特性のボールがいいのではないかと思う。つまりパールのボールになる。HI-SPだと、アップビートパールなどがオススメになる。

パールのボールだと、手前のオイルが削られてしても、ある程度は走ってくれるので、レーンのオイルコンディションに神経質になることもなく、練習にはよいと思う。

中級者のボールの数

アベレージで180程度になってくると、レーンのコンディションによって最適なボールで投げるということがよりスコアアップのコツになってくると思う。

その場合には、ソリッドのボールを追加したいというのが、自分のオススメになる。カバーボールを入れて、計3個になる。

2個入りのボールバックに、1個入りのボールケースをくっつけてボウリングに出かけるというスタイルになる。

ソリッドのボールは、カバーが強いものというよりは、中間から弱めを選択するのがよいと思う。通常のハウスコンディションで投げている限り、強いカバーのボールは、レーンに噛みすぎてしまうので、使いみちがほとんどないためになる。

ここでソリッドのボールをオススメしている理由は、パールのボールに比べると、ゆるやかに(アーク状)に曲がるという特性になるので、オイルが少し多いなと思うレーンには、パールのボールよりあわせやすいためになる。

パールと、ソリッドのカバーの違いによるラインがどのようなもので、どのようなときに、どっちのボールがより合うのかというのを体感するという意味あいもある。

また、最初に練習していたパールのボールも、このタイミングになってくると、もっと性能の高いボールにしてもいいと思う。ただ、曲がりが急激だと扱うのが難しいので、対象コアを選ぶことを勧めたい。

まとめ

ボールの特性は、いろいろあって、レーンのオイル状態に応じて一番向いているボールを投げた方がスコアは出やすい。

ただ、この組み合わせがすごくたくさんになってしまうので、最初は、2個、上達してきたら、順次追加して、最終的には5、6個ぐらいあれば、たいていは大丈夫だと思う。

  • 素材(パール、ハイブリッド、ソリッド)
  • コア(対象コア、非対象コア)
  • 曲がり(⊿ RG値が高い、低い)
  • 転がり(RG値が高い、低い)

2個の場合だと、1つ目がパール、対象コア、⊿ RG値はあまり気にしない、RG値が高いもの。2つ目がソリッド、対象コア、⊿ RG値はあまり気にしない、RG値が高い。という選択をオススメする。

RG値は、手前をなるべく走らせた方が最初は簡単なので、高めとしている。

次に追加するのは、ハイブリッドのボールでもいいし、非対象コアを試してみるのもいいと思う。一般には、素材の3種類はもっていた方がよく、そこに強い、弱いが加わるので、6個ぐらいが理想的かなと思う。