ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

曲りが強くないボールの利用

週末にオンラインショップを眺めていて、発売時に気になっていたボールが特価になっていたので、購入することにした。このボールは、オイルにも強くないし、コアの起き上がりも緩やかで、ざっくり言うと曲がりが強くないボールになる。そんなボールの話を書いてみたい。

曲りが強くないボールがほしいと思ったわけ

大きくは、2つ理由がある。1つは、ハウスコンディションで投げていることが多いので、カバーの強いボールを投げる機会がそもそも少ないということがある。人気が高く、ハイパフォーマンスボールと言われている曲りが強いと言われているボールは、2つの特徴がある。1つは、カバーもコアも強いというボールで、ソリッドもパールもある。もう一つは、ΔRG値が高く、非対称コアでキレるようなボールになる。

ハウスコンディションで投げていると、カバーがヘビーからミディアムのボールだと、手前でボールが捕まってしまい、投げても本来の性能を発揮できない。そういう理由からカバーは、ミディアムからミディアムドライぐらいのボールがよいのだけど、そういうボールはハイパフォーマンスボールでは少ない。そして、ΔRG値が高く、非対称のコアだと、ゲーム数がある程度、進むと、内に入って投げたときにストライクになるラインの幅が狭く感じるという自分の投球フォームとの関係も課題になる。

そこで、対象コアで、ΔRG値の低いボールがほしくなったというのが、購入しようと思った2つ目の理由になる。

こういうボールは、通常、コントロール性がよいと言われており、オイルの変化への影響も最小限で、幅を狭く攻めることができるので、ポケットをはずさずに投げられるはずという目論見になる。

曲りが強くないボールの利用用途

ゲーム数が進んだときのレーンのオイル変化の影響を少なくするという目的以外でも以下の2つの場合で利用ができると想定している。

1つは、スポーツコンディションのような難しいレーンコンディションでの使用になる。リーグでたまに難しいレーンコンディションになるのだけど、どのボールでもあわないということがあり、あまり曲がらずにコントロール性のよいボールがほしいと思っていたので、そういうときに使える可能性がある。

もう1つは、ベンチマークボールとしての利用になる。レーンコンディションに対して、素直にボールが反応するので、最初に投げてみて、レーン状態を把握し、その後に、強いボールや、弱いボールに変更する等のベンチマークになる。

まとめ

曲がりが強くないボールは、マイボウラーの人気はあまりない。やっぱり走ってキレるボールが一番、投げてて気持ちがいいし、ビッグゲームがでる可能性も高いからだと思う。

一方で、オイルの変化して難しくなったときに、そこにあわせてある程度以上のスコアを出すというのもボウリングの面白さだと思っていて、そういうケースには、こういうボールもラインナップには加えておきたい。

実際に投げてみないと感触はわからないのだけど、今回も大好きなRadical社のボールを選んだので、期待はしている。投げた感想も別途、報告したい。