ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ウレタンボールをはじめて投げてみた

先日注文したウレタンボールが届いたので、早速、投げてみた。初投げのレーンはスポーツコンディションになる。このレーンの対策として購入したようなものなので、がんばりたいところである。レーンの攻略ができたのかや、ウレタンボールを投げてみて感じたことなどを書いてみたい。

スポーツコンディションを投げた結果

ハイゲームは211で、アベレージだと180にも届かないという結果だった。アベレージが低いのは、どのラインに投げれば、一番有効なのかということをいろいろ試していたので、仕方ないかなと思う。

このラインが一番よさそうだなと感じたラインで1ゲームを投げた結果が211(ストライク数5個、ターキー1回)で、これも思ったよりは伸びなかったという印象である。

スポーツコンディションでウレタンボールの印象は、みんなが言う通り、とても投げやすかった。具体的に言うと、外に出してもガターに落ちるという気配はまったくなく、普段のハウスコンディションを投げている感じと変わらない投球ができる。

他のレーンでリアクティブで投げている人もちらほらいたけど、外に出している人は、ガターに落としていたりするので、ウレタンボール効果だと思う。

スポーツコンディションは外にもオイルがしっかり入っているので、外からちょい出しで投げると、オイルのある手前でレーンに噛みつつ起き上がってきて、さらにドライゾーンに入ると、コアが傾いてきてしっかり曲がるという動きをする。

リアクティブのボールとは動き方が違うし、大きく曲がるというよりは、じわじわと曲がるという感じではあるので、ボール1個分ぐらい曲がり幅が少ない。

それでもポケットに入ると、入射角度は少なめであるにも関わらず、ピンアクションはしっかり出て、10本倒してくれるという感じだった。最近のウレタンボールは、ピンアクションがよくなったと言われているが、なるほどと思うものがあった。

ウレタンボールを投げた感想

特性を理解して使うと、かなりいいんじゃないかと思ったことが総合的な感想になる。特性の理解という点で感じたことをいくつか書いてみたい。

ライン取りについて

本日は、外まっすぐ、外からちょい出し、中から5枚目ぐらいまで出すという3パターンを試してみた。どれもストライクを出すことができるが、安定するのは、外からの投球だった。スポーツコンディションは、外にオイルが多いので、こうなるのだと思うけど、曲がり幅が狭いので、ポケットを安定してつきつつ、入射角度を出すという意味では、外から使うのが一番よさそうである。また、縦回転が多めでもしっかり曲がりがでていたので、コアが強いということもあって、ウレタンボールだけど、曲がり幅を調整しやすくも感じた。

内から出したときには、5枚より外に出すと、抜ける感じだったので、5枚より内側でフッキングさせていた。薄めでもピンアクションはよかったので、この辺はコアの力と、反発がよいボールの性能なのだと思う。

内ミスがきかないのは、どちらのラインでも一緒で、ウレタンを投げるときには、そこには注意が必要だなと思った。

球速について

たぶん、ウレタンボールを投げる上で一番、気をつけるべき点は、この球速だと思う。手前からしっかりレーンに噛んでくるので、すこしのスピード変化でボールの動きが大きく違う印象を持った。

ハイゲームの211を出したときにも、このラインに投げればストライクという感じでターキーまできていたのだけど、ちょっとスピードが落ちると、刺さるし、ちょっとスピードがあると、抜けそうになるという感じで、とにかくコントロールよりもスピードを一定に投げることの必要性を感じた。

まとめ

はじめてウレタンのボールを投げてみたのだけど、なんだか面白かったという感想になる。ボウリングをはじめたばかりの頃、あまりボールが曲がらなくて、練習していた頃を思い出した。ウレタンのボールは、リアクティブと比べたら強く曲がらないので、普段だと厚めかなと思うラインがちょうどよいという感じで、違和感がありつつも、昔はこんなラインで投げてたなと思い出したのである。

それと、ウレタンボールは、オイルをほとんど吸収しないので、オイル抜きとかのメンテナンスも不要で長く使えるというメリットもある。その代わり、ボールに付着したオイルを投球ごとにしっかり拭き取らないといけないのだけど、性能が落ちていかないというのは、いいなと思う点になる。

次回は、普通のハウスコンディションでも試してみたいと思う。