ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

苦手な遅いレーンでボウリング練習してみたらやっぱり難しかった

ロングパターン用のボールラインナップで練習しに行ったのだけど、レーンに入って投げてみると、オイルの長さは短く、少ない状態だった。どうやら、メンテナンスマシンの設定を間違ってしまい、別のオイルパターンになってしまったようであった。

遅いレーンは苦手にしているので、練習にはいいかもしれないのだけど、カバーの弱いボールを持っていなかったので、スコアはまったく打てずという結果になってしまった。オイル状態にあっていないボールを選択すると、こうなってしまうという話でもあり、いろいろ対策もしてみたのでそんな話を書いてみたい。

投球ラインとゲーム状況

最初に投げたボールは、パールのオイルにも比較的強いボールになる。ロングのつもりで20枚目ぐらいから投げてみたところ、ボールは手前からぐんぐん曲がり、裏を越していく・・・。

あれ?と思って、立ち位置を内に変更していくも、28枚目ぐらいの立ち位置から5枚目ぐらいまで出し戻してストライクがなんとかでるという状態だった。普段の練習では、ゲーム数を重ねても、ここまでインサイドに寄ることはないので、オイル状態に対して、ボールが強すぎる状態になる。

その後、手持ちの一番カバーの弱いパールのボールに変更したのだけど、これでも24枚目ぐらいから外に出して戻すラインになる。手前はなんとか走ってくれて、外に出せるのだけど、オイルの長さが短く、ドライゾーンがしっかりクリーニングされている状態なので、ドライゾーンでボールの反応が激しい(ややボールが暴れている状態)。本来であれば、もっとカバーを落としたいところになる。

スコアの状況と対策

インサイドから外に向けて投げ続けていたのだけど、スプリットがとても多く出るという状況だった。1ゲームに2個弱がスプリットというのが最初から最後までそうだった。

また、薄めポケットになることも多く、どこで曲がるのかオイル状態が読みづらいので、バケット崩れのスペアもミスをすることが多く、スコアは170点前後をうろうろしていた。

少しのコントロールや速度の違いにより、ジャストポケットにあわせることが難しいのと、オイルも少なめなので、ボールのパワーロスが起こっていて、ピンアクションもでないことが原因になる。

対策としては、オイルを伸ばして投げるという作戦と、スペアボールで投げる作戦の2つを試してみた。

あえて内のオイルを使って外に向けて投げていくことで、オイルをコツコツとドライゾーンに運んでみた。2ゲームぐらい投げたところで、立ち位置を外に4枚ぐらい移動できる状態になり、そこで、本日のハイゲーム213を出すことができた。これは、短期的な対策としては有効だったのだけど、伸びてしまった結果10ピンタップも多くなってしまった。

その後のゲームは、同じラインで投げると、道中のオイルが削られてしまった結果、ボールが2回曲がってしまう(ドライゾーンに出る前に1回ちょっと曲がって、ドライゾーンでもう一回しっかり曲がる)という状態になってしまい、次に最終手段として外からスペアボールで投げることを試してみた。

15枚目ぐらいから板目に沿って投げてみると、ぐんぐん曲がって、裏までいく。スペアボールでも自分の球速でオイルがないと、そんな状態になってしまう。アジャストして17枚目ぐらいの立ち位置から外に向けて投げると、曲がってポケットにはいく。ただ、2回薄めのストライクで1回はポケットだけどスプリットという結果だった。そして、スペアボールを投げるたびにたぶん、オイルはまたどんどん伸びていたと思う。結果、この作戦も有効ではなさそうである。

まとめ

ボウリング仲間の上級者は、こういうレーンでもディープインサイドから球速を入れつつ、出し戻しで、ストライクを続けて出していて、やっぱりすごかった。

いろいろ聞いてみると、自分の場合だと、ソリッドの対称コアであわせることをアドバイスされた。ドライゾーンで反応が強いために、難しくなっているので、ゆるやかに曲げるラインで調整した方がよいということだった。手前にもオイルが少ないので、弱いカバーのソリッドが一番よさそうではあったが、そこそこ強いソリッドのボールでも、手前でボールを起こして、そこからまっすぐにポケットに向かうように投げてもいいということだった。

次回、遅いレーンになったら試してみたいと思う。