ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボールの特性はスペックに現れない部分がある

GW最終日であるが、本日もボウリング練習してきた。本日は安定したスコアを出すという目標でボール選択を真剣に考えて取り組んできた。ボウリングのボールは各メーカからいろいろなボールが発売されているが、ボールごとに明らかに違うなという特性がある。本日はそんな話を書いてみたい。

ボールの特性は、スペックだけではわからない

ボールには、数値上のスペックがあるのだけど、その組み合わせと、コアの形状によって、投げていてわかるほどの違いがでるものだと思う。

一般的には、コアのスペックとしてRG値、⊿ RG値と、対象コアなのか非対称コアなのかがある。表面のカバーの種類も、パール、ハイブリッド、ソリッド、ウレタンがあり、さらに、例えば、パールと言ってもそのカバーの強さが6段階ぐらいはあると思う。

これらの組み合わせで決まる特性は、かなりのバリエーションがあるのだけど、自分が思うには、いいボールと呼ばれるようなストライク率が高いボールは、コアの形状で決まってきている要素が大きいと思う。スペックでは同じでも、このコアの形状が異なると、曲がり方やピンアクションが変わってくるのである。その結果、ストライクが出やすいボールというのが出てくる。そして、そのシリーズ(コアが同じ)のボールは、カバーが何であれ、人気となることが多い。

具体的に何が違うのか?

本日も投球していたフィジックスのボールを例にすると、以下の3つの特徴がある。

  1. 直進性が高い
  2. 持続的に曲がる
  3. ピンアクションがよい

3は割とよく言われていることで、初代のフィジックスが発売されたときは、あまりのピンアクションの良さに、反則では?という話がでたぐらいだそうである。

1については、スペックでみると、RG値で決まる特性になるのだけど、スペック以上に直進性がよく感じる。奥までぐんぐんと走っていく。コアが重いのかな?と思う。

そして、自分が一番びっくりしたのは、2の持続的に曲がるという特性になる。これは、スペックでみると、⊿ RG値で一定決まるのだけど、コアがぐいっと起き上がってきつつ、ぐいぐいと曲がり続ける。外ミスしても曲がってもどってきて、さらにロールアウトもせずに曲がり続けるというような印象になる。

そのため、安心して外に出して投げることができる。さらに、ポケットに当たってからの食い込みが出るということでもあるので、ストライク率も高い。結果、ピンアクションもよいというところにも繋がっていると思う。

ボールの選び方

どうせなら、ストライクがたくさんでるボールで投げたいと思うのではないだろうか。スペックだけではわからないとなるとどのようにボールを選んだらいいかという疑問がわく。

結論から書くと、評判のよいボールを知るということになるかと思う。ただ、これも口コミのように広がっていっている印象で、どこかにその情報があるというものでもない。

フィジックスシリーズは、かなり有名だけど、ジェムシリーズも評判がよい。最近だと、アブソリュートもよいという評判である。

リーグで投げていると、この評判のよいボールを投げている人も、そこそこいて、実際にボールの動きをみても、なるほど、やっぱりいいボールだなとわかる。

また、Youtubeのボールレビュー動画をみても、ある程度はわかる。基本的にどのボールを投げても、「このボールはいいですね」というようなコメントなのだけど、前作が評判がよかったボールの場合は、そのように説明しているし、さらに投げた感想としても、微妙に普段より褒めていたりするので、ずっと見てると、あっこのボールは本当にいいんだなとわかったりする。笑

まとめ

このボールの特性について、スペックではわからないけど、コアの形状で違いがでるという話になる。そして、コアが優れているとカバーが弱ってきても、ストライク率がある程度保って、長く使えるというおまけもある。

あまり多くの数のボールを使わないのであれば、少し割高かもしれないけど、評判のよい、コアが優れたボールを購入することをおすすめしたい。