ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

レーン変化の対応の難しさ

ボウリングの難しさのひとつにレーンのオイル変化の影響をどう読んで、攻めるかということがある。あらかじめオイルパターン表をみて、どのボールでどのように攻めるかということからスタートし、思ったとおりの動きならない場合にはアジャストするだけでも結構難しいのに、さらにオイルの状況が変化してくると、さらにアジャストの難易度はあがる。今日はそんな話を書いてみたい。

ボウリングの最初の難しさ

ボウリングをはじめて1年ぐらいは、コントロールによく、よい回転軸で、投げるということが最初の難しさになると思う。これも1年で身につくかというと、そうでもない気がしていて、自分が得意とするラインについては、ある程度、できるようになっても、ラインが変わると難しいという状況になる。

さらに1年ぐらいやっていると、2,3パターンのラインで投げる精度がついてくる。また、そのぐらいの時期から回転軸を変えるような投球もある程度はできるようになってくると思う。

レーン変化の対応の難しさ

最初から感じることがあるかは人によるかなと思うのが、このレーン変化への対応になる。自分が入ったレーンで、この辺かなと思って投げはじめ、ポケットにボールがいくようにアジャストして投げていても、投げている内に、レーンのオイル状態が変化してきて、曲がりが弱くなったり、安定してポケットをつくことができない状況になる。

ある程度、投げ込まれているレーンだと、最初からポケットへのアジャストすることも難しいという場合もある。

このレーン変化に対応するためには、ボールの動きをちゃんと見て、オイルの有無や、ドライゾーンのオイル状態を想像することができるようになる必要がある。

正しいフォームで、毎回、同じような回転と速度でボールを出すことができないと、曲がり方も毎回変わってしまうので、この変化を正しく見極めることができるようになるまで、2年はかかるような気がする。

レーン変化がわかっても対応できない難しさ

ここがさらに難しいと現在、自分が感じている点になるのだけど、ある程度、レーンのオイル状態がわかったとしても、それにあわせて対応することも難しいという話になる。

レーンのオイル状態が変化したときの対応方法がいくつかあるのだけど、どれを選択するのがベストなのかという見極めが難しい。

ざっくり、以下の3つがある。場合によっては、これらの組み合わせになる。

  1. ボールを変える
  2. ラインを変える
  3. 投げ方を変える

基本的には、2のラインを内にするとか、手前の走りが足りない場合には、パールのボールとか走るボールにするとかのセオリーはある。

ただ、そのセオリーどおりに行かないことがそれなりに多いというのが難しい。

うまく対応できたときは、高スコアを継続できるが、失敗したときは、いきなりロースコアになってしまったりする。

一人で練習していくときでも、ロースコアはなるべく出さないようにしたいし、大会などではなおさら重要になってくるのだけど、なかなか正解が見つからない。

まとめ

このレーン変化の難しさの原因は、最初にひいてあるオイルパターンに依存して、ラインを変えたときのボールの動きの変化を予測しずらい点にある。オイルパターンによっては、中のオイルが多いとか少なめとかがあり、内に入っていったときに、どのぐらい曲がるかは投げてみないとわからないという状況がある。

さらに自分なり、他の人が投げていたラインに重なると、ボールが想定と違う動きになったりする。ボールを変えたときに、どのように反応するのか、もはやわからないという状況になり、変えることもできず、ラインを右、左に調整している内にゲームが終わるということもある。

ある程度の球速と、回転数があれば、もう少し変化の影響を少なくすることができそうなので、その辺が自分の一つの壁なのかもしれないなと最近感じている。