本日のボウリング練習は、3ヶ月ぶりにケガから復帰したボウリング仲間と3人でアメリカンで遊んでいた。リーグで投げていても感じるのだけど、人数が増えると難易度がやっぱりあがるなと思ったので、そんな話を書いてみたい。
アメリカン方式の難しさ
そもそもの話ではあるが、アメリカン方式は、2レーンを使って交互に投げるので、ストライクのラインを両方のレーンで見つけないといけない。
スタートタイミングで、両方のレーンのオイル状態がばらばらに変化しているので、まず、どういう状態なのかを把握して、その上でアジャストしていくことになる。
場合によっては、片方のレーンだけボールを変えないと対応できこともある。そして、自分の場合だと、投げ方も変えるということも行うことがある。
なんとか両方のレーンでストライクを続けないと200点には届かないので、まずは、ストライクのラインを見つけて、それぞれのレーンでそのレーンのオイルコンディションにあったラインや投げ方を続けることになる。
このレーンが変わったときに、1個前の投球と同じ動作をするというのが、なかなか難しい。
3人以上のアメリカン方式の難しさ
単純に人数の話ではないのだけど、多くなればなるほど、オイル変化がはやくなる。そして、自分が使っているラインと他の人が投げているラインが重なっている場合には、その部分のオイルの削れがでてくるので、思わぬボールの動きに遭遇することもある。
自分の投球を再現性高くするだけでは不十分で、レーンの変化を予測してラインを変えたり、レーンの変化に負けない球速や回転数で投げるということが必要になり、格段に難易度があがる。
アメリカン方式でスコアを出す工夫
自分の投球の球速と、回転数だと、どうしてもレーン変化への対応力が不足するという感覚がある。セオリーとしては内にどんどん入っていき、オイルを使うラインを選択したいのだけど、自分よりボウリング仲間の方が回転数も多いので、自分が内に入っていこうとしても、そのラインが削られていることが多い。
さらに内に入るだけの曲りも期待できないので、基本的には、カバーの弱いボールで、ややオイルの薄いところ使って、対応するということになる。
このボール選択が微妙で、奥で曲りはある程度出したいのだけど、手前を走らせたいという絶妙の選択が求められる。ちょっとカバーが強いと、手前で喰われてしまい、スプリット多発という状況になる。
外のオイルが比較的残っている場合には、外からまっすぐ投げる作戦が通用することもあるが、それも時間の問題で、自分で削ってしまうので、使えなくなる。
カバーの弱いボールで出し戻しをしようとすると、道中のオイルが削られているところでボールがやや動いてしまったり、ドライゾーンでオイルが伸びているところで安定した曲りが得られずに、苦労するというパターンにはまる。
まとめ
基本的な対策としては、あまりレーンの幅を使わずに、じわじわ曲がる対称コアのボールを選択するのが安全策なんだろうと考えている。
本日の練習では、何も考えず、非対称のコアのボールで投げ続けていたので、片方のレーンであわせられても、もう一方のレーンであわせきれないという状況だった。このボールでもあわせられるラインがどっかにはあるはずと思っていたが、最後まで、ここだというラインは見つけられなかった。
弱い対象コアのボールを持っていなかったので、次回は、そんなことも試してみたいと思う。