ヘビー用のソリッドのボールだったのだけど、長らく投げていたら表面がツルツルしてきたボールを、ちょっと復活させてみようと、サンディングしてみた。
カタログスペックを見ると、500番からの1500番仕上げだったので、結構、表面が曇った感じでできあがった。
表面のサンディング加工
ポリッシュがない仕上げなので、簡単である。今回は、Siaair Micro Pad仕上げだったので、同じMicropadを使うことになる。
最初、500番で4面のサンディングをする。まず、穴が開いているところを上にして、上半分をシャカシャカと力を入れて、入念にサンディング。その後、180度ひっくり返して、またサンディング。そして、今度は穴が横に向くように、90度ボールを横にして、またサンディング。最後に180度ひっくり返してサンディングして終了である。
この4面でサンディングするのが、基本になる。その後、全体的に、サンディングの向きが一方向にならないように、表面全体をいろんな方向からサンディングして仕上げるという方法や、あまり曲げたくない場合には、ローリングトラックの向きに沿ってサンディングするとか細かいテクニックもあるようであるが、面倒でもあるので4面やって終了としている。
その後、1500番のMicropadにして、また4面をサンディングして終了となる。最終仕上げが1500番と粗めでもあるので、かるくサンディングというよりは、しっかり目にサンディングして、500番の目を少し減らして1500番になるようにした。この辺は、カタログスペックからはよくわからないところで、どのぐらいの時間をサンディングしたらいいのかは感覚的なものだと思う。自分としては、500番が強すぎるとキャッチが強すぎるような気がするので、1500番を長くあてることにした。
ソリッドのボールをサンディングした理由
最近、投げているレーンコンディションがオイル量がやや多く感じ、キャリーダウンの影響が出てしまうことが多いことが一つの理由になる。カバーの強いボールで投げてもある程度は、投げられるコンディションなので、ちょっと投げてみようかと思い立った。
少し前に割りと強いソリッドのボールを投げて、強すぎてポリッシュしたという話を書いたのだけど、そのボールとは別のボールで、ちょっと古くなって、曲がりも弱くなってきているボールなので、サンディングしたぐらいがちょうどよいのではないかという予測でもある。
箱出しのスペックを確認するために、購入履歴を見ていたら、あら、びっくり、昨年の今日、購入したボールだった。ちょうど1年前になる。
このボールは購入してから強すぎて投げる機会がほとんどなく、箱に入っていることが多かったのだけど、たまに投げている内に、すっかりオイルを吸収して曲がりが弱くなってしまったという経緯があるボールになる。
1度オイル抜きをやっているのだけど、今回のサンディング結果である程度、復活してくれたらいいなと思っている。
まとめ
ボールラインナップが増えてくると、お気に入りのボールばかり投げて、少し古くなったボールの出番が少なくなる。表面加工をし直すことである程度は復活して、投げられると思うので、ちょっとの手間でしかないサンディングはぜひやってみてほしいなと思う。
ちなみに、サンディングして、その後、クリーナーで表面をキレイにするまでに要した時間は30分程度になる。
表面をサンディングすると細かいキズもなくなるし、汚れもしっかり落ちるので、新しいボールのようになり、ボールもなんか嬉しそうに見える。