ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

2023プロボウリングレディース新人戦を見てみた

先日プロテストに合格したプロたちの初のタイトル戦になる。今年は、プロになった人が例年に比べると多かった印象で、かつ、アマチュア時代から大会で活躍していた人も多く、名前を知っているプロが4,5人はいる。

また、この新人戦は、プロになってから5年目までの人に出場資格があるので、若手の女子のプロが勢ぞろいする。一方で一度、優勝しているプロは出場できないので、有名なプロでも出場していないのは、そんな理由になる。

見どころ

準決勝ぐらいからが面白かった。この大会は、今年プロになった人が強いという印象がある。プロテストに向けて万全の体制で準備して合格してきているし、プロになってはじめてのタイトル戦ということで気合が入ってるし、波に乗っているという感じだと思う。

準決勝に勝ち上がってきている新人プロも、やっぱり有名な選手だった人だし、相手になるちょっと先輩プロも、過去、アマチュア時代に、この新人戦のアマチュアの部で優勝した経験があるプロとかで、勝ちたいという気迫が感じられる試合だった。

また、使っているボールにも注意をしてみると面白いと思う。決勝戦は、Brunswick対Stormのボールだったのだけど、最近、とにかく話題のアブソリュート(Storm)のボールのキレの良さが現れていると感じた。

ディフェンダーBrunswick)もカバーが強いボールとして定評のあるボールで、ピンアクションもよく、ストライクも連発できていた。

ただ、決勝で勝敗を分けたのが、実はボールだったのではないかというのが自分の感想になる。決勝までたくさんのゲーム数を投げてきたレーンは、オイルの削れているところや、オイルが伸びていて曲がりがゆるくなってしまうところができてくる。ここの影響をなるべく受けずに安定した曲がり(ドライでも曲がりすぎず、オイルに乗っても曲がる)を出せたボールを選択したプロが勝ったというように見えた。

まとめ

新人戦は、あまり知っているプロが少ないという理由でこれまで、あまり見てこなかったのだけど、今回は、今年プロになった新人や昨年なったプロに、何人か名前と顔が一致する人がいたので、見てみた。

通常の大会だと、トップシードに入っているようなプロが有名な人なのだけど、それはだいたい5年よいももっと経験を積んだ人たちになる。なので、4年目、5年目とかで勝ち上がってきているプロで知っている人はほとんどいなかった。

そういう意味では、プロの通常の大会で上位に入るのはかなり難しいんだろうなと思う。

今年の優勝者は、決勝でも素晴らしい投球を見せてくれたので、期待したいと思う。