ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

スプリットが多くでるのはボールがあってないから

本日のボウリング練習は、スプリットが多く出た日だった。オイル量がやや少なく、長さがそこそこある(42フィート)というレーンコンディションで、強めのカバーのハイブリッドを選択した結果になる。

スプリットが出てしまう理由はいろいろあるのだけど、多いなと思ってらボールとレーンのコンディションがあってないことが多いと思う。そんな話を書いてみたい。

スプリットが多いとき

スプリットは基本的に、以下の2つにより出る。多く発生するということは、それぞれの理由になる確率が高いということである。

  1. ボールが真ん中に行ってしまう
  2. ボールに勢いがなく、ピンアクションが弱い

ある程度のコントロールミスがあることを前提としたときに、それがいかにスプリットにならないように制御できるかが1つのポイントになる。

1のボールが真ん中に行ってしまうのは、内ミスがきかないときが多い。ストライクになるラインの幅が狭いので、ライン取りが悪いかボール選択がよくないということになる。

2のボールに勢いがないのは、オイルをしっかり使って投げられていないことによる。これは基本的にはライン取りの問題になるのだけど、使っているボールによっては、奥の曲がりを出すために、選択できるラインが限られ、結果的に、ややオイルの薄いところを通過せざるをえない場合がある。そうすると、オイルの薄いところでボールがレーンに噛んで、パワーロスする結果になってしまう。

本日のゲーム状況からのスプリットの原因を分析

2000番をあてているソリッドの配合が多いハイブリッドのボールを選択している。レーンは外にオイルがほとんど入っていなくて、中央もそんなに多くはないというコンディションになる。

序盤は、内から外に出し戻して投げていて、手前もしっかり走り、パワーロスも少なくストライク率は高かった。

中盤からやや内に立ち位置を変更しつつもバックエンドの曲がりが足りない感じだったので、少しスピードを落としつつ、ローテーションを入れて投げていた。この状況で、手前が削られてきて、パワーロスしてしまう状況が発生し、ちょっとの内ミスで、スプリットが発生した。

内ミスしなければ、ストライクか10ピンタップという状況で、コントロールに気をつければ、ターキーぐらいは持ってこれるという感触であったので、そのまま投げていたけど、内ミスがきかないのと、10ピンタップが多いという状況から、もっと走りつつキレるボールに変更するのが正しかったと思う。

なんとかあわせられると感じるようなときが一番、あやしくて、オイル量もそんなに多くないことがわかって投げていたので、ボールの勢いが落ちてきたら、もっとカバーの弱いボールにチェンジすれば、よかったなと思う。

まとめ

スプリットをゼロにすることはなかなか難しいけど、多くの場合は、そのレーンのコンディションに、使っているボールがあっていないからということが多い印象である。

ライン取りの工夫で、オイルをしっかり使って、ポケットを攻められればよいのだけれど、ボールの特性と自分の回転数や球速からして、それがかなわないときがある。そんなときには、ラインや投げ方でやりくりするよりも、自分が投げやすいラインと投げ方で、対応できるボールに変更した方がスプリットは出ない。

特にカバーが強いと、内ミスはききづらいし、手前のオイルの削れも早いので、オイル量が少ないと感じるときは、中間から弱めのボールに変更することを考えた方がよいというのが経験則になる。

スプリットは、1回出てしまうと、200アップするためにはターキーか、ダブルを2回もってこないといけないし、カウントも悪くなってしまうので、できるだけ出ないような確率を考えながらボウリングすることが重要になると思う。ミスは誰でもしてしまうので、ミスをしても大きく崩れないようにするボール選択、ライン選択が重要という話である。