ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

2023東海オープンを見てみた

先週末に東海オープンが開催されていた。この大会は、男子、女子のプロがそれぞれで戦われているので、見どころも多い。

レーンコンディションは41フィートで、オイル量は38mlと多めになっている。外は段差があるけど、10枚目より内はフラットというレーンで、難易度はそれほど高い感じでもなさそうだった。

大会の見どころ

一番のオススメは、女子の決勝戦になる。男子プロの決勝も最後まで結果がわからない展開ではあって、見ごたえがあるのだけど、個人的には、女子の決勝戦が熱かった。

レーンコンディションが難しい状況の中で、幅の狭いストライクのラインに正確に投げられるかというのが勝負どころで、練習ゲームでなかなかラインが見つかってないように見えた中、決勝がはじまった。

ここでストライクがほしいというタイミングで、しっかりストライクを取ってくる集中力と、正確さは、本当にすごかった。

そして、難しいコンディションだからスペアも難しかったり、スプリットも出やすい状況で、どっちが勝つのかというゲーム展開がとてもドラマチックだった。

対戦しているのは、ストローカータイプと、クランカータイプというのも面白い。攻めているラインがまったく違うので、その点も見どころだと思う。

ミスで勝敗が分かれる?

マッチゲームでの戦いだと、ストライクを先に続けたプロの方が心理的に有利になるとは思う。そんな中で、スプリットが出てしまったときに、どう気持ちを立て直すか、また、どのようなライン取りに変更するのかという部分が見ていて、やっぱり、ボウリングはスポーツの競技だなと思った。

女子の3位、4位の勝敗も、スプリットが出てしまったが、後半ストライクを重ねたプロが逆転で3位になった。この気持ちの立て直し方や、ライン取りの変更は、さすが、トッププロだなと思った。

ミスをすると負けてしまうと思いきや、仮にミスや、思わぬレーン変化でスプリットになったとしても、それを跳ね返すぐらいの気持ちと技量がある人がトップになるのだろうと思う。

まとめ

レーン変化が激しいコンディションだったみたいで、自分の投球の順番で、先回りしてライン変更しているプロもいた。遅くなってくると予想して内のオイルを使うラインに、どんどん変更しているのである。

これが裏目に出ているフレームもあったけど、自分の投球ならしっかり曲がって戻ってくるはずという自信を持って投げているのもカッコいいなと思った。

プロの大会では、やっぱり決勝戦は、すごい集中力で戦っているので、面白いと思う。