ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングのボールチェンジの考え方

最近のスコア分析をした結果を見ていて、後半のゲームでのスコアが伸び悩んでいることに気づいた。10ゲームを練習したとして、7ゲームぐらいからスコアが低下している。

後半はボウリング仲間とアメリカンでゲームをしていることが多いので、その影響かなと思っていたのだけど、一人で練習している日でも同じような傾向だった。

後半のゲームの取り組み状況

最近のボウリング練習では、前半5ゲームを1つのセットと考えていて、そのときのボールでまだまだ打てそうという状況でも、ボールチェンジするタイミングにしている。

別の特性のボールでも練習しようというのが、基本的な考えになっているのだけど、一応、レーンのコンディションの変化を考えて、それに一番あいそうなボールを選択しているつもりである。

カバーを強くすることも、弱くすることもあるのだけど、特性が大きく違うボールに変更しているときに、スコアが伸び悩んでいるのはないかということに気づいた。

変更したボールの特性にあわせたライン取りができていない可能性もあるのだけど、ボールチェンジの考え方がセオリーと違っていることが問題なのかもしれない。

ボールチェンジの考え方

一番カンタンでわかりやすいのが、強いカバーのボールから弱いカバーのボールへの変更になる。投げていると手前のオイルがどんどん削られてくるので、手前の走りが悪くなって、パワーロスして曲がりがゆるやかになることが多い。

このときに、カバーの弱いボールに変更して、手前を走らせて曲がりを出す。また、このときに、カバーの強さが3段階あったとして、一番強い3から一番弱い1に変更することはよくなくて、一段落とした2にすることが望ましいと思う。

これは、変更前のボールの投球ラインとの変更が大きくなってしまい、どの程度走るのかが予測しずらく、立ち位置が決まらないという理由になる。

強いカバーのボールに変更するのは、内にどんどん入ってオイルを使うと、奥の曲がりが足りないという状況になったときになる。その場合は、カバーの強いボールで手前からじわじわと曲げるか、非対称コアのボールで鋭く起き上がらせて曲がり幅を出すという変更になる。

このときも、大きく特性が違うボールに変更すると、安定したラインを見つけるのに苦労することがある。個人的は、このカバーの強いボールに変更したときの方が難易度は高いと感じる。フッキングポイントも内に寄せないと自分の回転数だと曲がりが足らないので、自分の得意な角度でボールを出せなくなってしまうことが理由になる。

まとめ

1年ぐらい前のスコア分析結果を見ると、むしろ後半の方がスコアを打っている傾向があった。その頃は、いろんなボールで練習しようという考えに至っていなくて、後半になったら、無条件で、カバーの弱いボールにチェンジしていたためだと思う。

ボールラインナップも、今よりも少なく、選択肢がなかったということもあるけど、自分は外目の方が得意なので、カバーを落としてスピードを入れて投げていた方がストライク率も高いのだと思う。

いろいろなボールで練習することは、それはそれで必要だと思っているが、あまりにも特性の違うボールに変更しても、スコアが打てないので、次回の練習のときは、セオリー通りにやってみようと思う。はたして、後半もスコアが打てるのだろうか。