ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

オイルで滑って10ピンが取れず

先日のリーグで、10ピン練習成果を出すと思って投げていたのだけど、片方のレーンで100%ミスするという残念な結果で終わってしまった。

これにもいくつかの原因があり、そんな話を書いてみたい。

オイルが多い(長い)とはじっこのピンが難しい

今回のレーンは、48フィートのロングでかつオイル量もそこそこ多かった。長かったり、短ったりすると、7番ピンなどのはじっこのピンのスペアがやや難しい。

どの程度の曲がりがでるのかをレーンのコンディションから判断する必要があるためになる。今回、7番ピンや、バケットのミスはなかったのだけど、それは、練習投球で、2投ぐらい、調整用に投げたことが大きい。

ショートコンディションだと、1投目のボールで取ることはほぼ諦めて、スペアボールで、7番もバケットも取りにいくのだけど、ロングの場合は、ボールの曲がりぐあいを把握できれば、1投目の方が取りやすいと思う。

オイルが多いときの10ピンカバー

10ピンのカバーのラインは、対角線上にストレートにボールが進むので、あまりオイルの量や長さには依存しない感覚がある。

一方で、先日のリーグでは片方のレーンで、ここだよねというラインで投げると、10ピン直前でガターに落ちるという状態になってしまった。中央付近のオイルにボールが滑って、右側に流されているという印象のボールの動きになる。

これは困ったと思いつつ、2枚ぐらい外に立ち位置を移動して投げてみるも、それでもガターに落ちるという状況で、さらにスパットの狙い位置を3枚ぐらい左にしても、落ちるという結果になり、3回あった10ピンカバーが全滅という悲しい結果になってしまった。

ちなみに、もう一方のレーンでは、2回あった10ピンカバーは、すべてカバーできており、練習してきたコントロールや球速は、できていたと思う。

原因と対策

1つの原因は、球速がある状態が、逆に滑りを助長していた可能性がある。右に出しているので、球速がある分、滑っていくのではないか。

10ピンカバーの場合、本来的には、まっすぐ10ピンに向かうラインで投げるべきなのだけど、多くの場合、少しは曲がってしまうので、やや右に出すような癖が付いている。そんな中で、まったく曲がらずにまっすぐに進んだ結果、ガターに落ちてしまったのではないだろうか。

ちなみに練習投球でも10ピンカバー練習はしていたのだけど、そのときは、まだ球速が遅い状態だったので、取れていたのかもしれない。

対策としては、立ち位置をさらに外にするか、狙うスパットをもっと左にすることになる。スパットを変えると投げづらいので、こういうレーンになったら、立ち位置を普段より5〜7枚ぐらい外にして投げるかなと思う。外に立ってもオイル量が多いので、スペアボールだとほぼ曲がらないし、外に出す角度が少ない方がコントロールとしては簡単だからになる。

まとめ

今回も10ピンミスで、200アップならずという結果に終わり、リーグや大会で結果を出すのは、普段できているだけではダメで、どんなときにもできるという状態が必要なんだなと再認識した。普段の練習で、48フィートを投げることは少ないのだけど、今回の経験から、次回同じコンディションのときは、外に立って10ピンカバーするということをやってみようと思う。