ボールチェンジした後のライン選択は難しいと感じていたのだけど、最近は、1ランク、カバーを落とすという方針に徹していることもあり、アジャストの仕方がおおよそわかってきた。今日はそんな話を書いてみたい。
ボールチェンジのときに感じること
ボールチェンジしたときに、難しいと感じるのは、以下の2点になる。
1.ストライクのラインがどの程度変わるか
2.7番ピンや、バケットのスペアのラインがどの程度変わるか
特に、パールからソリッドや、対称コアのボールから非対称コアへ変更した際などは、内に入ったライン変更になることが多いので、難易度が高く感じる。
一方で、投げていたボールと同じ特性(例えば、パール)で、1ランクカバーを弱くする場合には、比較的あわせやすい。これは、対称コアから非対称コアに変更した場合や、その逆でもカバーが一緒で、1ランク落とすぐらいであれば、なんとかなる印象がある。
ボールチェンジ後のアジャスト方法
ボールチェンジをしないといけない場合と、しなくてもいいけど、あえて変える場合で若干考え方が違うと思う。
自分の場合は、練習でいろいろなボールを使いたいので、あえて変えるケースが多い。その場合でも、手前のオイルがやや削られていることは間違いないので、1ランクカバーを弱くしたボールにチェンジしていることが多い。
この場合のアジャストは、1枚外に立ち位置を変えて投げてみるということをやっていることが多い。カバーを弱くしているので、その分、曲がりが弱くなることがほとんどなので、立ち位置を外にしている。ここで、2枚とか外にすると、厚く入ってしまうリスクがあるので、薄めでもいいという考えで、控えめに見積もって1枚にしていることが多い。
この立ち位置で投げてみて、ポケットへの収まり方で、さらに、外に1−2枚変更するか、内に1枚もどすかを考えて、アジャストする。
だいたいのケースで、ボールチェンジ前との比較で、どの程度の枚数の立ち位置を変えればよいかは、1投でわかる。
この1投の曲がり幅で、7番やバケットのアジャストもだいたい予想がつく。
特性が似ているボールを選択しているので、レーンのオイル状態からして、ボールチェンジ前のボールの動きと似ているので、わかりやすい。カバーを弱くすることで、立ち位置を外にしても、手前で捕まってしまうことも少ないので、自由にライン選択できる。
ここで強いボールなどに変更すると、外に立ち位置を変えるアジャストは基本できないので、内に入っていきつつ、通すスパットも左に移動させたりするので、ボールの動きがボールチェンジ前と違ってきて、アジャストがイチからやり直しになり、難しいということである。
まとめ
練習のために、あえてまだ使えそうなボールでもチェンジしているのだけど、1つのボールで高スコアを維持できるのは、6、7ゲームぐらいかなと思う。基本的には、内にどんどん寄っていくのだけど、どこかで曲がり幅が足りなくなってきたり、オイルが伸びて10ピンがとびづらくなってしまう。それでもスピード調整したり、ローテーションを入れたりと工夫することで、がんばれるのかもしれないけど、ボールを変えて、投げやすいラインで投球した方がスコアも出しやすいし、ミスも減る。
そういう意味では、同じ特性でカバーの強さが違うボールを準備して練習した方が、よいのではないかと思う。