ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングは月別の調子に傾向がある?

ボウリングをコンスタントにやっていると、今月は調子悪いなと思うようなことがある。そして、その調子が取り戻せず、しばらくスコアが低迷したりする。これは何が原因なのかということを少し考えてみたい。

月別のストライク率の分析

ボウリングで高スコアが出せているかという点は、基本的にはストライク率に相関する。そこで、ここ3年の月別のストライク率を比較してみた。

月別のストライク率の推移

今が2023年の8月なので、1月〜8月までの比較になる。

目立った傾向は少ないが、5月から6月に、毎年、ストライク率が低下している。2022年は、そのまま下降傾向でどんどん下がっている。

2021年は、この時期にスイングの見直しを行なっていたので、ストライク率が一時的に下がっていることは記憶にあるのだけど、2022年は、何が悪いのかもわからずにいた時期になる。

2023年は、比較的安定していて、常に40%以上はキープできている。一方で、50%に到達している月もなく、好調な月もないかもしれない。

月別で調子の傾向がある原因

いくつか考えられる原因があり、以下の順序で影響がでているような気がする。

  1. 使っているボールの影響
  2. レーンのオイル状況の変化
  3. スイングの安定性の問題
  4. 体調の波

1と2は、セットで考えた方がよいもので、その年のその月に使っていたボールが違うということがストライク率には大きく影響するように思う。ニューボールを使っていたかどうかや、しっかりメンテナンスしているボールを使っていたかどうかで、ストライク率には割と大きく影響する。

そして、そのボールがレーンコンディションにあっているときに、ストライク率がもっとも高くなるので、オイル状況とか、ライン取りがしっかりできていたかという部分も共通する。

3は、意識的にスイングを見直していたか、無意識に悪くなってしまったかの2パターンがある。月別で見ていくと、無意識に悪くなってしまっていることに気づける可能性がある。

4は、基本的には、あまり関係ないような気がするが、6月のスコアの低迷は、5月にGWなどたくさん投球する機会があり、その影響が次の月に残っている可能性もある。

まとめ

ボウリングは、技術的に大きな変化がなくても月やシーズンによって、調子が異なってくることが多いと思う。プロボウラーでもいつも好成績を出せるわけでもないこともその影響だと思う。

それと経験を積んでいってもスコアは上り調子というわけでもないところがまた難しいところになる。一定のところまでいくと技術の壁にぶつかり、それをクリアできるかというものあるし、一度身についたフォームも長くやっていると少しづつ変化してきて悪くなってしまうこともある。ときどき、月別の分析をしてみるといいのではないかと思う。