ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ストライクが安定して出せないときの対処

本日のボウリング練習がまさに、安定したストライクが取りにくいと感じるレーンだった。正確に言うと、レーンとボールの相性があってなくて難しく感じたという話である。ストライクは出ることはでるのだけど、幅がない状態になっている。そんな状況にどのように対処したのかを書いてみたい。

レーンの状況とボール選択

それなりにオイルが入っている想定で、強いカバーのパールのボールで投げ始めた。投げてみると、ローリングトラックへのオイルの付着も少ないし、手前の走りも少し弱く感じた。それでも1ゲーム目から200アップできたので、そのままボールを変えずに投げ続けた。

全部で5ゲーム投げたのだけど、200アップは2回までで、ストライク率は40%程度になる。ストライクは出ることはでるのだけど、安定しない。手前でボールが捕まってしまうことも多く、立ち位置を内に変更していくも、安定したラインがどうしても見つけられなかった。

オイル量に対して、カバーが強すぎるという結果だと思う。

その後、カバーを1個落としたハイブリッドのボールを投げて、241までは出せたが、それでも、球速と回転に注意しないとスプリットが出やすく感じる状況だった。

安定したラインを見つける

最初に試していたのは、内に立ち位置を移動させて、外まで出して、球速を少し落としてサイドローテーションを入れて投げるという方法になる。

手前のオイルを使って、外の奥のフッキングポイントまで出せれば、安定するかなと思って試したのだけど、ダメだった。

ここで、なぜダメなのか考えた結果、オイルの段差をうまく使えていないのではないかと思った。通常、凸型のオイルの段々になっているところに投げると、幅があるラインになっていることが多い。今回の場合、中のオイル量も少なめだったので、20枚目よりも内に入ってオイルを使って、外に出していたのだけど、それでも道中で捕まってしまうことがときどき発生していた。オイルの段差にボールを通過させることができるポイントが点でしかない状態に結果的になってしまっていたと思う。

この状態は「オイルに逆らって投げている」と言われる状況になる。

そこで、発想を変えて、外に5枚程度、立ち位置を移動させて、外からちょい出しでオイルの段差に向けて投げてみた。

このようにすることで、外の中盤のオイルは、さほど削られていないので、安定してオイルの段差にボールを出すことができた。

結果、本日のハイゲーム248が出せた。

まとめ

ストライクが安定して出ない状況にときどき遭遇するのだけど、たいていは、オイルが少ないときになる。道中でボールがレーンに捕まってしまってボールが動いてしまうことや、失速して、安定してフッキングポイントまで出せていない。

また、そういう状況では、結果的に、オイルの段差を利用した幅のあるラインをとることができない。

本日は、外であわせることができたのだけど、こういう状況になったら、ボールを変えるか、大幅なライン変更した方がよいと思う。

ヨーロピアンでやっているのにダッチマンになるとか、7−10が出るというようなケースは、安定したラインを別に探しにいった方がよいのではないかと思う。オイルに逆らわずに、その状態にあうボールとライン選択が重要になるという話でもある。