ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボールの表面加工をして投げてみた

最近、どうも投げづらいなと思っていたボールがあって、昨日、少し表面加工をして、本日の練習で投げてきた。そんな話を書いてみたい。

表面加工の内容

表面加工したボールは、もともと3000番サンディング仕上げのカバーの割と強いパールのボールになる。3000番と細か目ではあるので、そこそこ走ってくれるのだけど、オイル量が少ないときに投げるのは厳しいので、もうちょっと走りを出したいというのが、加工した理由になる。

加工内容としては、基本的には、ポリッシュして表面を光らせて、手前のスキッドをよくしたいという内容になる。3000番のままポリッシュしてもよいのだけど、少し使っていたので、下処理をした方がいいかなと思って、1500番でサンディングして、その後、クラウンコンパウンドでポリッシュした。

1500番にするか、2000番にするか少し悩んだのだけど、表面を光らせると手前が走るようになると思ったので、ドライゾーンでしっかり目に反応した方がいいかなということで、1500番にしてみた。

また、クラウンコンパウンドは、テカテカに光らせるというよりは、ポリッシュ剤の中でも目が粗い方なので、ちょうどいいかなと思ってやってみた。

投球した感想

メンテナンス直後のレーンで5ゲーム投げてみた。200アップは2回で、ハイゲームが215という結果で、いい感じとは言い難い内容だった。

思った以上に手前が走らなくて、バックエンドの曲りは、今までとあまり印象がかわらず、ゆるやかに曲がるというイメージだった。

1500番で下処理をした結果、ポリッシュしているとはいえ、手前である程度、レーンに噛んでしまっているという状態なんだと思う。

それでも内から外に、レーンの幅を使って手前のオイルが多いところを通していけば、ストライクにはなるが、幅を使っている分、難易度は高く、ストライクを多く出すということはできなかった。

後半のアメリカンでも投げてみた

ボウリング仲間とのアメリカンの時間でも片方のレーンは、このボールを使うべしと決めて、投げてみた。

後半なので、それなりにレーンが削られているので、内に入って出し戻ししたら合うのではないかと思ったのだけど、手前に捕まってしまう状態だった。

それならばと、もっとインサイドに寄って、絞って投げてみたのだけど、これはこれで、スキッドが足りず、ポケットにいくラインがアーク状に曲がるラインとなり、オイルを使いすぎると抜けてしまう状態になってしまった。

それならばと大外に立って、まっすぐにスピードを入れて投げてみると、なんとか、ストライクになるが、少しの球速ダウンで、曲りすぎてしまう。

まとめ

このボールは、この状態でもオイル量が多いレーンや、48フィートなどのロングのレーンで使う分には、よさげではある。

一方で、普段投げているレーンが、42フィートが多いので、もう少し走りを出すように加工をもっかいやろうかと思う。今度は、目の細かいポリッシュ剤で、テカテカに光らせることを考えているが、下処理も2000番か3000番をあててからやるか少し悩んでいる。あまりに走りを強調した加工をやると、ドライゾーンで曲りがでなくなってしまうためになる。

表面加工で結構、ボールの動きは変わってくるので、何をしたら使いやすくなるのかは、試行錯誤が必要なのかなと思う。

それと、失敗しても加工しなおせば、元通りになりそうなんだけど、経験上、箱だしと同じ加工をやっても元通りにはならないなと思っているので、ある程度のリスクがある点は注意した方がよい。