先週末に開催されていたボウリング大会のSSSカップを見ての感想になる。この大会は、男子プロ、女子プロの大会でもあり、一般のシニアのボウラーも参加しての結構、大きい大会になっている。
見どころ
ボウリングの大会としては、通常どおりではあるものの決勝ステップラダーから見てみると面白いと思う。
特に女子プロの３位決定戦から決勝戦が個人的にはおもしろかった。そして、今回、一番、お伝えしたいのが、優勝ボールが、男子も女子も、自分が愛用しているRadical社のボールだった点にある。
これを書いてしまうと、契約メーカがある程度、決まっているプロボウラーからして、誰が優勝するのか、予測できてしまうかもしれないのだけど、Radical社のボールが優勝ボールになったケースは割と少ない印象があり、言いたかった。
決勝戦でのレーン状況と攻め方
男子プロの決勝戦は、レフティのプロがあがってきているので、あまり、対戦相手との違いは伝えることができないのだけど、パール系のリアクティブのボールで攻めていることが有利な展開になるような状況だった。
女子プロがまさに、そういう対戦になっていて、外に出しすぎず、オイルを使いながら、先でクイッと曲げるようなラインで１０ピンを飛ばせるかという戦いだった。
この大会のレーンのコンディションとしては、外が戻ってこないように見えたことと、そもそも男子プロと女子プロで同じレーンを使っているため、外が男子の回転や、ウレタンを使ったことで、手前は削れているし、奥は伸びているという状況で難易度としては、マックスに近い状態だったと思う。
そんな中で、ストライクを連発しているプロは、やっぱりすごくて、球速があること、そして回転数が多いこと、幅を使わずにタイトに攻めるコントロールがあるプロが上位にくるという結果だった。
この条件を満たすプロはなかなか少なく、その点が勝敗をわけたという見方もできると思う。
まとめ
今回、Radical社のボールが優勝ボールになったことが自分としては、一番のニュースであった。Radicalのボールは、サンブリッジ社が扱っているボールメーカの一つではあるのだけど、現在のドリルレイアウトの原型を作った伝統のあるメーカになる。
ボールラインナップは、他のメーカに比較すると、やや少なめという印象もあるが、今回、優勝ボールになったボールの一つは、なんと、現在、特価で販売されているボールになる。
この機会に購入を検討してほしいなと思う。
