ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボールの曲がりが弱くなったらオイル抜き

最近、曲がりが弱くなったかなと思うボールを、オイル抜きして投げてみた。やっぱり、オイル抜きをすると、しっかり曲がるようになる。そしてキャリーダウンを起こすこともなくなったように感じた。

ボールのオイル抜きのタイミング

今回、オイル抜きしたボールは、半年前ぐらいに購入したボールになる。新しいボールは、最初のオイル抜きまでの期間が長く投げられると感じている。1回、オイル抜きをすると、次のオイル抜きのタイミングは3ヶ月後とか2ヶ月後とか、オイル抜きをするごとに間隔が狭くなってくるように思う。オイル抜きをすると、カバーの劣化が進むとか、オイルの吸収力がだんだんと弱くなってしまうとかの理由なのだと思う。

投げているゲーム数にもよるのだけど、だいたい半年ぐらいはオイル抜きをしないでも投げられる印象になる。今回、オイル抜きをしようと思ったのは、バックエンドの曲がりが明らかに弱くなったことを感じたためになる。ボールに手のひらを乗せて熱を加えても、じわっと、オイルが浮いてくるところまではいっていないけど、オイルに滑っているような印象もあり、オイルの吸収が悪くなっているように感じた。

オイル抜きをしてみた結果

センターのオイル抜きのマシンにセットして、20分コースで熱を加えてみると、じわじわと表面にオイルが浮いてきて、想像どおり、それなりにオイルが吸収されている状態だった。

熱を加えたオイル抜きの場合、最低24時間は投げない方がよいと言われているので、数日置いた本日に投球してみた。

投げてみると、新品のときのようなキレはないものの、ドライゾーンでしっかり向きを変えて、曲がるようになった。少し前だと、やや進みながら曲がっていたのが、ちゃんとブレーキがかかる状態になった印象になる。

立ち位置を外目にしつつ、投げることで十分な曲がりも出て、ハイゲーム248を出すことができた。先日までの状態だと、ここまでストライクは続かないという状態だったので、オイル抜き効果が出ていると思う。

そろそろ表面加工もやり直した方がよいのかもしれないのだけど、次回のオイル抜きのときにやれば大丈夫かなという感触でもあった。

まとめ

ボールのオイル抜きは、表面にオイルが浮いてくる状態よりも少し前ぐらいから、実施した方がよいと思う。曲がりが弱くなったと感じたら、オイルが蓄積されていることが原因の可能性が高い。オイル抜きをすることで、曲がりとキレがやや復活するので、ストライク率はやっぱり向上する。使い込んだボールでポケットにヒットしてもキレが足りないことで、10ピンが残ることも多いので、ボールのメンテナンスは、スコアアップのためにも定期的に実施した方がよい。