ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボールの特性にあわせたライン取り

3連休だったので、毎回、違うボールで練習しようと思って、2個づつで3回、計6個のボールを使って練習してみた。スペックで見ると、似た特性のボールもメーカや、コアの形状、使い込んでいる期間などで、動き方やストライクの出し方もやや異なる。今日はそんな話を書いてみたいと思う。

ボールラインナップ

日によってレーンのオイル状況も異なるので、毎回、3個のボールを準備していて、途中のボールチェンジのときに、弱くするか強くするかで、最終的に、2個のボールを使っている。

1日目:①中間ぐらいのパール、②弱めのパール、やや強めのソリッド

2日目:①やや強めのパール、②弱めのハイブリッド、中間ぐらいのソリッド

3日目:①中間ぐらいのソリッド、②やや強めのパール、③弱めのハイブリッド

①が1ゲーム目から投げているボールで、②がだいたい5ゲーム目ぐらいからボールチェンジしているボールになる。

最初は、中間ぐらいのカバーのボールで投げ始めることが多い。中間といっても、一般的には弱めに分類されることが多いカバーになる。ハウスコンディションは、オイル量が少ないので、強いボールを使うことはほぼない。

3日間のそれぞれの日のハイゲームを出したボールは、それぞれ以下になっている。

1日目:①中間ぐらいのパールで256

2日目:①やや強めのパールで252

3日目:②やや強めのパールで233

こうして見ると、全部パールのボールになっている。すべて非対称コアのパールのボールでそそこの強さのボールで、3日だけが、サンディング仕上げのパールになり、残りはポリッシュ仕上げになる。

それぞれのボールのストライクライン

ハイゲームを出したときの記憶はあるので、各日でどういうラインで投げていたのかを書いてみたい。

1日目は、1ゲーム目にハイゲームが出せていたのだけど、これは22枚目の立ち位置から、外に出して投げていた。比較的新しいボールでもあるので、オイルを使いながらスキッドさせて、ドライゾーンでキレのある曲がりが出て、ストライクを多く続けることができた。

2日目は、3ゲーム目にハイゲームなのだけど、立ち位置としては16ー17枚目ぐらいで、ちょい出しぐらいで球速を入れて投げていた。曲り幅は1日目のボールと比較すると小さいのだけど、逆にカバーがやや強い分、曲り方が安定しているので、レーンの幅を使わずに投げることで、ストライクを続けることができた。

3日目は、9ゲーム目がハイゲームとなった。ボールチェンジから3ゲーム目になる。2ゲームを投げて、ボールが進みすぎている傾向が見られたので、少し手前から外に出すというラインで、アーク上に曲らせて、ポケットをつくという作戦で投げたところ、ストライクを続けることができた。立ち位置としては14枚目ぐらいになる。

まとめ

3日間のハイゲームがすべてパールのボールではあるが、立ち位置で見ると、最大で8枚も異なるし、投げているラインも全部違う。面白いかもと思うのが、一番カバーの強いボールを使っているのが3日目なのに、一番、外に立っている点になる。後半のゲームで、スキッドさせつつ、外に出すとキャリーダウンの影響でボールが戻りが甘かったので、もっと手前から外に出しつつも、じわじわ曲げるというラインが安定しそうと思って、そんなラインで投げてみた。たぶん1ゲーム目から投げていたら、18枚目ぐらいが適正ラインだったのではないかと思う。カバーが強いが、曲りも持続的にでるボールなので、多少、レーンに噛んだとしても、ピンを押し倒してくれるボールだから取れたライン取りになる。