ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングのスペアのコントロール

ボウリングでコントロールのよい悪いの違いはスペアを確実に取れるかという点にあるかもしれないなと思ったので、そんな話を書いてみたい。

ボウリングのコントロール

自分の中でコントロールというと、ストライクになるラインを見つけたときに、連続して同じラインに投げ続けられることであると、なんとなく思っていた。また、自分が難しいと感じていたのは、同じ立ち位置からねらうスパットを2枚だけ左にして、そこに投げ続けるとか、ストライクになるラインにボールを出す角度を変えても、精度が変わらないということだったりもする。

一方で、リーグで投げていたりすると、2−8のスペアなどを取ると、コントロールいいねと言われることがある。2−8のスペアは、オイル状態によっては難しくもなるのだけど、普段投げている分には、簡単な部類のスペアだと思う。2番ピンの右側半分にボールがあたれば、ボールが8番ピンを倒してくれるので、ストライクの立ち位置から外に、3、4枚変更して、同じスパットに向けて投げれば取れる。

スペアのコントロール

2−8のスペアは、ピンの半分が狙い位置になるので、1本のスペアよりは難しいので、スペアが確実にとれるかという境目のスペアなのかもしれない。バケットも同様の部類になる。

2−8が難しく感じるというのは、2つの理由があると考えられる。

  1. リリース時のボールの着床が安定しているか
  2. 曲がり幅がある程度ある回転のボールが投げられているか

リーグで投げている中級者ぐらいの人の投球を見ていると、上記のどちらかの精度が低い結果、ストライクも連続しないし、スペアもミスするというのがあるように思う。

1は、コントロールという言葉が直接あてはまることで、ねらった方向に向けて、ボールが正しく着床して進んでいるかという話になる。基本的には立ち位置から、助走がまっすぐになっていることと、ボールの手からの離れ方が一定になっていることができているかということになる。立ち位置を変えたら、その分、着床点が変わるというのが、普通なのだけど、それがまずできているかというのがチェックポイントだと思う。

2は、リリース時の親指の向きや、リストアクションが安定しているかという話になるのだけど、それ以前に、サムホームの調整が十分でない、もしくは、親指が握ってしまっているとか、ボールを指でひっかけるように投げているとかがあるように思う。

親指がスムーズにいつも同じところで抜けるような調整とリリースにすることで、もっと回転がかかるように思う。

まとめ

スペアを確実に取れるというのは、コントロールの最初の一歩のようにも思う。ここで、スペアに関してもボールがよく曲がる人の方が、より簡単にとれるように思う。自分もときどき、スペアボールで1本を狙いにいくときもあるのだけど、オイルのないところから1投目のボールで曲げてとる方が簡単に感じる。1投目のボールで曲げてとる場合には、自分の得意な出し幅で、投げれるということが理由になる。どこで曲がるかが予測できてれば、そこに出すことさえできればいいのだけど、スペアボールの場合、とにかくまっすぐに狙うしかないので、自分が普段投げている出し幅と違うことが多い。

結局のところストライクを多く出す練習をすると、スペア率も向上するという話なのかもしれない。