ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングのボール選択は大事だと思う

リーグやセンターで投げているマイボウラーを見ていて、ボールの選択について、もう少し、重要視した方がよいのではないかと思うので、そんな話を書いてみたい。

ボール選択で思うこと

投げているレーンのオイルコンディションにあったボールを選択することが一番よいのだけど、コンディションによらず、同じボールで投げていたり、投げていてレーンにあってそうもないけど、変更せずに投げるという姿をちょいちょい見かける。

適切なボールを判断することも簡単ではないし、そもそもたくさんボールを持ってないから変えられないという理由もあると思う。ただ、レーンのオイル状況にあったボールが選択できていれば、もっと簡単になるのになと思う。

ボール選択の基本的な考え方

自分が思うに、2つの観点で考えるのがよいと思う。

  1. オイルに強いか弱いか
  2. 非対称コアか対称コアか

1に関しては、カバーの表面素材もソリッド、パール、ハイブリッドとあるけど、どのカバーにしたとしても強い、弱いがある。ハウスコンディションで投げている場合には、ヘビーオイル用を使う場面はほぼないので、ミディアムから、ミディアムドライぐらいになるかと思う。

よく曲がるという評判のボールは、オイルに強いボールが多いので、そういうボールでハウスコンディションを投げていると、道中でレーンにボールが噛んでパワーロスしてしまい、スプリットも多くなってしまう。オイルを使って投げれば、投げられないこともないのだけど、外を多く使って投げる場合には、ミディアムでも強いかもしれないと思う。

2に関しては、1の選択の次の段階になるのだけど、ボールの曲がり方が異なってくるので、攻めるラインに違いがでることが多い。非対称コアは、走って鋭角に曲がるので、オイル状態にカバーの強さがあっているかが、よりシビアになる。最適なラインで投げられれば、一番、入射角度もでやすく、ボールのパワーロスも少ないので、ストライク率も高い。一方で、ラインがあってないと曲がりすぎたり、曲がりが足りなかったりとスプリットリスクもある。

対称コアは、ゆるやかにまるく曲がっていくので、一番、安定するし、扱いやすい。多少のコントロールミスがあってもポケットを確実にヒットできる。オイル状態にあわせたライン取りができれば、入射角度も十分でストライク率が低くなることもない。

ボールの特性を把握した選択

オイルパターン表をみて、48フィートとか長ければ、強いボールを選択し、42フィートぐらいの標準的な長さであれば、中間かやや弱いボールを選択する。カバーの強さがあっていれば、対称コアでも非対称コアでも、どっちでも大丈夫なので、そこは気にしない。

練習投球や1ゲーム投げてみて、ボールの動きをみて、しっかり走っているかや、ドライゾーンでの曲がりが十分なのか、暴れてないかをみて、カバーを1つ強くするか、弱くするかを判断して、最終決定する。

その後、数ゲーム投げていると、手前のオイルが削られてきて、立ち位置を内に変更していっても、10ピンの飛びがあまくなってくる。そうすると、非対称コアのボールに変更する。基本的には内に入ってオイルを多く使うラインになるので、カバーは中間か強めになる。

また、インサイドに入っていくと、大きく曲げる回転数が必要なので、回転数が足りない場合には、カバーが弱めのボールに変更して、外に立ち位置をもどして投げる。

基本的なボール選択は、上記でよいと思う。つまり、カバーが強い、弱いの2つ。理想的には中間も入れて3個、その3個のボールが、対称コア、非対称コアを分散させたボールがあれば、たいていのレーンは克服できると思う。

まとめ

レーンのオイル状態にあってないボールを投げていると、なかなかスコアが打てないと思う。数ゲームやっていくうちにオイル状態が変化したり、ラッキーストライクなどでよいスコアが出ることもあるのだけど、投げ方などではどうしようもないことが多い。

ボールの特性からどういうラインに投げればよいかも変わってくるで、このラインが得意というのがあるようであれば、そのラインにあったボールを選択できれば、高スコアが出しやすいとも言える。