ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

遅いレーンでソリッドのボールを投げてみた 

先日、上級者のボウリング仲間から教えてもらった遅いレーン対策になるのだけど、ちょうどリーグで投げたコンディションが遅いオイルパターンだったので、早速、試してみた。

レーン状況とボール選択

オイルパターンは、ラウンドワンの望月プロレーンになる。42フィートの長さと表記されているもののオイルが入っているのが30フィートまでで、それ以降は、バフ(伸ばしているだけ)で、全体的にオイル量も少なく感じる。

ボールは、やや弱めの対称コアのソリッドのボールになる。練習投球で内からオイルを使いつつ、外に出してもどしていくラインで投げ始めたところ、22枚目ぐらいの立ち位置で、ストライクが安定して取れそうだった。ただ、練習投球で投げ続けていると、曲がりがあまくなってきて、立ち位置を外にしても曲がりが足りないという状況で、ソリッドのボールを投げているので、もう手前のオイルがなくなってしまったのか?と疑問が残りつつ、ゲーム開始となった。

ゲーム状況

立ち位置は、練習投球と変えず、投げ始めてみるも、やっぱり曲がりがあまく、薄めポケットになることが多い。ストライクはでるにはでるのだけど、ジャストにならない。手前の削れなのか?と思いつつ、立ち位置を内に変更するも、やっぱり曲がりがあまい。うーんと悩みつつ1ゲームが終了して180点前後で終わった。

2ゲーム目で、フッキングポイントを外にしたり、内にしたりとねらうスパットを変えてみると、外に振った方が曲がるが、それでも回転が強くないと曲がりが足りない。悩んで投げていたら、また180点前後で終わった。

1、2ゲームともボールの進み方や、曲がり方は安定していて手前で喰われているようにもみえないしなぁと考えていて、ふと、これ、オイルが伸びているだけかもしれないと思った。考えてみると、一緒のボックスで投げている人が、外まっすぐにポリッシュしたパールのボールを投げていて、そのラインに重なるところで自分は曲げようとしていた。たぶん、練習ボールの時点でオイルが伸びていたのだと思う。

3ゲーム目で、そうならばと外に3枚ぐらい立ち位置を移動して、伸びているところの少し手前の外で曲げるように投げてみた。これが正解だったようで、しっかり食い込むように曲がるようになり、240点前後のスコアが出せた。

まとめ

本当に遅いレーンでソリッドのボールが有効なのか?と半信半疑で投げていて、一緒に投げている人のラインをあまり見てなかったことが失敗だった。結論からすると、遅いレーンで対称コアのソリッドのボールはとても投げやすいと思う。中央付近にオイルがある程度あれば、ドライゾーンで急激に曲がることもないし、安定してポケットをつくことができる。ただ、外に立ち位置をもっていくと手前のオイルのなさで、しんどいと思われるので、20枚前後の立ち位置から投げてアジャストできるコントロール、もしくは回転数が必要になると思う。