ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボールのカバーの強さと球速の関係

本日のボウリング練習でも引き続き球速を入れる練習をしてきた。カバーの弱いパールのボールで投げてみると、感じ方が違う部分もあり、ボールの特性と球速の関係性を感じた練習となった。

カバーの弱いパールのボールで球速を入れる

比較的新しいボールになるのだけど、R2Sというカバーの対称コアのパールのボールを選択して投げてみた。新しいボールでもあるし、カバーも弱めなので、スキッドして、ドライゾーンではしっかり曲がってくる。

最初にストライクの立ち位置を見つけて、引き続き、そのラインに、球速を入れて投げてみると、薄めポケットになる傾向がある。それでもドライゾーンでしっかりキレて曲がっている場合にはストライクになるが、ボール1個分ぐらい進みすぎている印象がある。

数フレームを投げると、オイルの伸びも感じられ、どんどん外に立ち位置を変更してアジャストしていく感じになった。やや薄めというときに1枚、外に立ち位置を変えても、まだ薄めで、1.5枚ずつぐらい変更しないと対応できない。ダブルまでは出せるのだけど。3投目で1枚程度、外だと薄めになりストライクが続かない。

球速を入れることで、オイルが外に運ばれやすくなり、普段なら1枚外に立つぐらいでアジャストできるところがさらに0.5枚から1枚外に立つ必要があり、レーン変化についていくことが難しいということを感じた。

それならばと、やや厚めになるかもという立ち位置で投げていると、ターキーまでは持ってこれたが、続く投球で、7−10になってしまった。オイルの少ないところを球速を入れて投げているので、ボールの食い込みが足りなかったという結果である。

カバーの弱いボールだと、自分の場合、回転数が足りず、球速だけをあげることはよくないということなんだと思う。

カバーをやや強くして、球速を入れる

次に、パールのボールではあるけど、中間ぐらいのカバーの非対称コアのボールに変更して投げてみた。ここでも球速を入れて投げていたのだけど、キャリーダウンはほぼ感じず、曲がりのキレもよいという感触にかわり、立ち位置の変更なく、4thまでは出せる状態になった。

非対称コアのボールなので、オイルを使って直線的に外に出すラインで投げているのだけど、球速があると、まっすぐにドライゾーンまで進み、そこまででパワーロスも最小限なので、キレのある曲がりがでる。このボールのカバーの強さぐらいが、球速を入れて投げるとちょうどよさそうということがわかった。

2つのボールで5ゲームずつ投げたときのスコアとストライク数は、以下の通りになっている。

スコアとストライク数のグラフ

どっちのボールでも最高ストライク数は8個。そして200アップも3回づつということで、あまり違いはないのだけど、6個以上のストライクが出せているゲーム数が、カバーの弱いボールだと1回、中間ぐらいのボールんだと3回あるというのが大きな違いだと思う。

しかも、最初のボールで8個ストライクがあるときに、7−10が2回出ていて、スコアは伸び悩んでいる。

まとめ

ボウリングでは、球速と回転数のバランスが重要という話があるが、これに、カバーの強さも関係するということなんだと思う。自分の場合は、カバーが弱いときには、あまり球速を入れた投球をしない方がよいのかもしれない。レーンのオイル状況にもよるので、一概には言えないけど、本日の練習だと、最初に使っていたボールは、少しスピードを落とした方が、ストライク率は高かったかもしれないと思う。外のオイルの少ないところを使えば、対応できそうではあるが、球速を入れて、オイルの少ないところを投げるよりも、オイルをしっかり使って、スキッドさせた方が入射角度も出やすいはずなので、使うボールによっては、球速を落とすということが正解の場合もあるということなんだと思う。