ボウリングのすすめ

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苦手なオイルパターン攻略のリベンジ

今週のリーグも、坂本詩織里プロおすすめレーンのコンディションだった。前回のリベンジということで、対策してきたラインどりを試す機会である。どんな結果になったのかを書いてみたい。

ボール選択と練習投球の状況

対称コアの中間ぐらいのソリッドのボールを選択した。最初はオイルを感じるだろうと思って、絞ったラインで投げたとしても曲がりが強いボールの方がよいという判断になる。

最初にオイル状況を把握するという意味で、真ん中、20枚目付近から外に向けてかるく転がしてみた。そうすると、スルスルとボールが滑っていき、ポケットに届かず、ノーヘッドになった。前回と異なり、オイル量が多くひかれている状態のようだった。同じオイルパターンなのに、オイル量が違うということは、よくあることなので、そんなに驚かないが、対策が通用しないような嫌な予感がした。

とりあえず、立ち位置を外にさらに3枚ぐらい移動して、外にかるく投げてみた。これでも薄めのポケットで、ボールが進みすぎる。まあ、前回のときも外はオイルがあったので、そういうレーンなのかなと思いつつ、練習してきた絞ったラインで次は投げてみた。

立ち位置は控えめに23枚目ぐらいにして、絞って投げてみると、あら、びっくり、抜けていく・・・。まったく曲がる気配が感じられない。オイルパターン的にも中央は44フィートなので、オイル量が多いのか、中央を通過させると、ぐんぐんボールがスキッドしてしまう。

これはいかんと思って、立ち位置を、12枚目ぐらいの大外にして板目に沿ってまっすぐ投げてみた。これが通用しないと、このレーンの対策が思いつかない。そうしたら、前回と違って、ドライゾーンでしっかり曲がり出し、ジャストポケットでストライクになった。

リーグのゲーム状況

左右のレーンで、1、2枚程度の立ち位置の違いはあるものの、大外から真っ直ぐ球速を入れてなげると、ポケットヒットし、ピンアクションもよい。コントロールよりも球速重視で投げ続け、1ゲーム目は、5thありで234という結果だった。

対策してきたラインとは違うが、かなりよい滑り出して、続くゲームも同じライン取りでいけるかと思いきや、7番、10番のミスなどもしてしまい、170点台となってしまった。オイル量が多いので、1投目のボールで中央付近を通過するときに曲がらず、7番をねらうラインがとても難しい。ロングコンディションだとたまにこういう状態になるのだけど、44フィートでなるとは思っておらずのミスになる。

10ピンは、カバーボールでもオイルに流されていく感じで、外のガターにボールが落ちてしまうというミスをしてしまった。

そして3ゲームに入ったのだけど、今度は、手前が削れてきてしまい、ボールが失速してスプリットを2回も出してしまった。内に立ち位置を変えて、投げようとはしていたのだけど、外に出すと、戻ってこないという特徴のレーンで、5枚よりも手前で曲げるということがどうしてもうまくできず、170点台で終わってしまった。

まとめ

最初の1ゲームはよかったが、その後の2ゲームは前回と同じようなスコアで、結局、このレーンの対応ができていないという結果になってしまった。今回のようなオイル量が多いと感じる場合には、もっとカバーの強いボールで攻めないとダメなような気がしている。外にもオイルが多く入っていたので、もしかすると、ウレタンのボールが一番あったのかもしれないと今にしては思う。

事前にオイルパターンがわかったとしても投げてみないとオイル量がわからないというのが毎回なかなか辛いところなのだけど、次回このレーンになるときには、ウレタンボールもボールバックには入れて臨もうと思う。