ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

パールのボールばかり投げてみた3日間

3連休、パールのボール縛りで練習してきたのだけど、かなり苦戦のボウリングになった。苦戦の原因はボールではなく、投球の問題ではあるのだけど、ボール縛りとかをやっている場合ではなかった。

パールのボールの種類と結果

1日目は非対称コアのポリッシュのボール、2日目は対称コアでデルタRG値が低めのボール、そして、3日目は非対称コアでサンディング仕上げのボールになる。

レーンコンディションは、3日間でほぼ同じなのだけど、オイル量の違いがあり、1日目は普通、2日目は少ない、3日目は多いという感覚だった。このオイル状態であれば、選択しているボールは、まあまあ、あっていそうではある。

ところが、結果をざっくりと評価すると以下のようになっていて、日に日に悪くなってしまった。

1日目:ストライク率50%、連続ストライク数9個

2日目:ストライク率40%、連続ストライク数4個

3日目:ストライク率30%、連続ストライク数3個

ボールの特徴と攻め方の違い

1日目の非対称コアのパールのボールが一番普通で、20枚目ぐらいの立ち位置から10枚目ぐらいに出して投げるという感じになる。内外ともにそこそこの幅を感じられ、オイル量も普通なので、しっかりスキッドして、キレのある曲がりがでた。

2日目のデルタRG値が低いボールは、幅をあまり取らずに投げた方が特性にあうので、20枚目から15枚目ぐらいにちょいだしで投げたときが一番、ピンアクションも出て、きれいに10ピンも飛ぶ。ところが中央のオイルがすぐに削られてしまったのと、オイルのキャリーダウンもあり、曲がりがどんどん弱くなり、さらに内に入って投げると、手前から曲がり出してしまい、スプリットも多く出てしまった。

3日目のサンディングされたボールは、オイル量があるところからスピードを抑え気味に、外に膨らませて戻すと、よい感じではあった。非対称コアのボールではあるが、手間からややレーンに噛んでくるので、じわじわと曲がっていく印象で、20枚目から7枚目ぐらいでフッキングさせている感じになる。幅を使って投げているので、曲がりが強いとスプリットになるし、球速が入ってしまうと抜けていくという状態で、ストライクのラインの幅がとても狭かった。

まとめ

パールのボールばかり投げてはいたもののボールの表面素材やコアの特性で、結構、動き方が異なるということを改めて感じた。RG値の違いによりボールが進むと感じるものと、手前からレーンに噛もうとしていると感じるものの違いが結構、大きくて、表面素材が強いと手前で折れてしまうし、逆に弱いとオイルが伸びてしまい、どっちも難しく感じる。

ちょうどよいカバーの強さのボールを選ぶことの重要さと、そのボールの特性に応じたアジャストの仕方もまた重要ということになる。

振り返ってみると、2日目と3日目はボールが逆の方がよかったような気がする。オイル量がそこそこ多いと、手前がしっかり走るので、カバーがそこそこ強くデルタRG値が低いボールでタイトに攻めた方が攻めやすかったように思うし、オイル量が少なかった2日目は、オイルのあるところから外に出しても今日ほどはキャリーダウンを感じなかったのではないかと思う。

しかし、たまに、こういう練習をすると、ボールの特性の違いがわかりやすく体感できるので、やってみてよかったかなとも思う。