ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボウリングに素質は関係ない

ボウリングを4年ぐらいやっているが、ボウリングには運動能力的な素質がどの程度関係しているだろうという疑問もあり、先日、ボウリング仲間ともそんな会話をしていたので、少し書いてみたいと思う。

運動能力的な素質

プロを目指すとかだと話が違ってくると思うけど、普通にやっていて上手というレベルに到達することを目標にする場合、他のスポーツに比較すると、運動能力のベース(素質)的な要素はあまり関係がないような気がする。

基本的には、ボールを持って、助走して、転がすという動作だし、子供からお年寄りまでできるスポーツという点からも、そうだと思う。

上手というレベルが150なのか、180なのか、200なのかはあるけど、14ポンド以上のボールを普通に振って、体が振り回されないスイングができれば、アベレージ200は十分に目指せると思う。

また、基本的には、ボールを腕の力で振って投げているわけではないので、小学生でも14ポンド以上を投げる子もいるので、練習して慣れてくれば、体重が軽い人でも14ポンド以上を投げれるようになる。

メンタル面での素質

素質という表現が適切なのかは微妙ではあるが、向上心が高いとか、負けず嫌いとか、飽きっぽくないとかの性格傾向の方が、上達は早いと思う。

どのスポーツでも共通的に、長い時間をかけて練習して技術を習得していって、結果がでてくると思う。ボウリングも一緒で、ちょっとしたコツでいきなり上手になるということはない。スコアを出すとか、ボールをいい感じに曲げて気持ちのいいストライクを出したいなどの目標を持って、コツコツ練習する人が上手になっていく。

また、冷静にレーンの状態を把握するとか、自分の投球を分析するということを意識的にやれる人もどんどん上達する。

基本的に再現性の高い投球をすることが重要なので、冷静さというのが一つの性格的な特徴を表していると思う。アグレッシブに攻めるとか、勢いでなんとかするという感じではない。

上達の速度の違い

ボウリング仲間と話をしていて、一つの結論が、もし素質が影響するとしたら、上達速度の違いなんだろうということになる。

運動能力が高く、かつ、メンタル的にもボウリングに向いている人は、数ヶ月〜1年とかでかなり上達する可能性がある。実際、そういう人を見たこともある。

運動能力が高くなくても上達はしていくけど、3年とかかかるかもしれない。また、250点以上、パーフェクトを出すということまで考えると5年以上かかるかもしれない。

でも、ボウリングが好きで、上達していきたいなという向上心があれば、いずれ達成できると思う。

まとめ

ボウリングは、遊びなのかスポーツなのかという捉え方の違いもあって、遊びでやる上で友達と比べてちょっと上手とかで十分という目標もあると思う。そこへの到達に関しては、素質はまったく関係なくできると思う。

スポーツと捉えて、長く続けて、楽しんでいきたいと思っている人も大勢いる。そういう人は、ボウリングが好きという時点で、メンタル的な素質があるとも言える。上達していきたいなという向上心と手段が適切であれば、かならず、上達していくと思う。

ただ、この手段が結構難しくて、プロのレッスンを受けるということがうまく機能しないこともあって、自分で分析して、考えて工夫していけるかという部分が重要かもしれない。これも素質といえば、素質で、ある程度のスコアで伸びなくなってる場合は、考えることに時間を使うとよいのではないかと思う。