ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

オイルパターン、投げてるとわかる?

今日のボウリング練習は、先日と同じ48フィートのロングコンディションのレーンを選択した。しかし、投げ始めて、これ48フィートじゃないんじゃない?という感じだったので、スタッフに確認してみた結果、間違って別のオイルパターンをひいてしまったということで、途中でリメンテしてくれた。

最初のレーンの印象

手前のオイル量は多く感じるもののドライゾーンで曲がりするぎる印象だった。曲がりが強いなと思っていたのだけど、よくよくボールを観察していると、奥での曲がり始めも早い。つまりオイルの長さが48フィートもなく、せいぜい44フィートという感じである。

一方で中央のオイル量はそれなりにあり、奥までボールを走らせることができるので、強いソリッドのボールでも手前でつかまることもなく、ストライクが取りやすいというレーン状態だった。

普段、42フィートのコンディションで投げていることが多いので、たぶん、44フィートで中央のオイル量が多いようなオイルパターンだったのではないかと思う。

リメンテ後との違い

48フィートになると、44フィートのラインより、5枚ぐらい立ち位置を右に移動して、ポケットに入るようなラインになる。ボールのフッキングも奥になるが、ソリッドの強いボールを投げていたので、ゆるく、中間ぐらいから曲がりはじめ、ピン手前でクイッと食い込むような曲がりがでるというような動きになる。

メンテ前とはかなり、ボールの動きが違うので、はっきりとわかる。1投目を投げたボールの曲がりぐあいからして、2−8とか、7番ピンを取るのが難しそうというのも、感じるぐらい曲がらない。

オイルパターンの違いはどの程度わかるか?

普段、42フィートのハウスコンディションを投げていることが多いのだけれど、日によって、微妙にオイル量の違いもあり、まったく同じようにボールが動くという感じでもない。それでも、オイルの長さ、オイル量の違いというのは、数回、投げればある程度わかる。

わかりづらいのは、中央から手前のオイルの凸型の段々の山の形になる。外までオイルが多く入っているのか、単に長いのかの違いは、外目で投げたときのボールの動きはほぼ一緒になってしまうので、判別しづらい。

ただ、ハウスコンディションでは、オイルの段差を多くして簡単にしているので、オイルの段差に沿うようにラインを内に変更していって何回か投げるとわかる。オイルの段差に沿ったときに曲がりはじめがでてくるのが、どの程度の距離をボールが進んだときかで長さが判断できるという感じある。

また、そもそもハウスコンディションで、外までオイルが入っているようなパターンはないはずなのだけど、ときどき、どういうわけかそういうレーンに遭遇する。

まとめ

オイルパターンを把握することは、レーンの素材によってもボールの動き方がかわってくるし、投げているボールでもオイルを感じやすいかどうかもあるので、簡単ではないと思う。

プロテストなどは、事前にオイルパターンを教えてくれないらしく、そのレーンのオイルパターンを把握する力も試されていると聞く。また1ゲームでレーン移動なので、他の人が投げて変化してきているレーンも1,2投でアジャストすることも求められる。これは、そもそもそのレーンのオイルパターンが何かを把握し、しばらく投げられたらどんな変化をしてくるかを予測して、それを攻略するボール選択、ライン修正をすばやくできるかという能力を試しているとも言える。

普段の練習では自分がレーンを変化させてしまうのであるが、最初のオイルパターンからどんな変化をしているから、ここを攻めるんだという戦略を持って望めるとさらにアベレージは向上すると思う。