ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

ボールに頼らないアジャストの方法

ボウリングを本格的にはじめようと思って、マイボールを購入したけど、1個、ないしは2個しかないという場合に、どれだけストライクを出すためのアジャストできるものなのかという話を書いてみたい。

また、レーンコンディションが難しくなってきた後半で、ボールに頼らず投球方法とライン取りだけでなんとかアジャストするという方法でもある。

前提と基本的な考え方

前提として1個のボールだとして、そのボールの特性としては、あまりカバーが強すぎないボールであってほしい。ミディアム〜ヘビーオイル用のボールだと、使えるレーンが限定されてしまうので、ミディアム〜ドライぐらいのボールの方がよいと思う。

また、レーンの状態としては、夕方とかでハウスボウラーがたくさん投げ込んだレーンではなく、オイルメンテナンス直後か、1,2人ぐらいのマイボウラーが投げたレーンであってほしい。レーンのオイルが荒れていると、なんともならない可能性もある。

基本的な考え方としては、以下の2つでアジャストしていきたい。

  • 立ち位置
  • ねらうスパット

ボールの動き的には、どこでフッキングしてくるかが重要なのだけど、遠くであわせるは難しいので、上記の2つを決めて、結果、どの辺でどういう曲がり方をしているかを確認してあわせていくのがよいと思う。

アジャストの方法

最初に重要なのは、オイルのあるところをボールをスキッドさせることになる。ある程度、投げ込まれているレーンだと、多くの場合、外の手前のオイルがなくなっているので、投げてみて、ボールがしっかりスキッドしている(回転を維持して走っている)かを確認する。

手前でボールが反応してそうであれば、立ち位置を内側に変更してスキッドしてくれるボールの落とし位置を見つける。

次に、その立ち位置からどのスパットを通過させると、曲がってポケットにいくかを確認する。あまりに右に出すと、手前でフッキングしてしまうかもしれないし、狭く投げるとスキッドしすぎて曲がりが足りないかもしれない。

ちょうどよい曲がり位置が見つからない場合、さらに立ち位置を内に変更してポケットにいくラインを探す。

基本的には、このアジャスト方法で、3〜4ゲームやれば、1回は200アップはできると思う。

なぜに1回なのかというと、レーンのコンディションは自分が投げている内に、また変化してきてしまうので、さらに内によってストライクのラインを探すことが必要で、あまりに内によると、使っているボールによっては、ストライクになりづらくなってしまうためになる。

アジャストの応用

ボール1個でがんばる場合に、その他のアジャストの方法としては、以下の2つがある。

  • 回転軸を変える
  • スピード調整する

ボールのスキッドが足りないと感じたら、スピードを入れてなげることや、逆に曲がりが足りない場合には、スピードを落とし気味になげるという方法になる。

ただ、安定してスピードを落とすことが難しいので、助走距離を短くするとかして、スイングのリズムを変えない等の工夫をしてやった方がよい。

回転軸を変えるのは、割と高等技術のようにも思うけど、ボールを持ったときに、人差し指と中指の間隔を狭くすることで、縦回転多めの回転になるので、ボールがドライゾーンでレーンに噛んでくれないときなどは、試す価値のあるアジャストになる。

まとめ

ボールチェンジしないで、テクニックだけでどれだけアジャストできるのか?という話でもあるが、自分が思うには、高スコアを多く出すことは難しいということになる。

レーンコンディションにあわせたボールに変更することで、投げやすいラインで安定した投球が可能になるので、その方が望ましいと思う。ただ、どのボールにしたら合うのかを見極めるのも難しいので、投球方法で対応してみたり、ボールを変えてみたりといろいろと試行錯誤することで、ボウリング技術は向上していくようにも思う。

共通して言えることは、ボールの動きをみて、今の状態がどういう状態なのかを分析する技術は必要だということになる。