ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

遅いレーンは外から投げるのが正解?

今回のリーグも自分が苦手にしているオイル量が少なく短く感じるレーンだった。デルタRG値の低いパールのニューボールで挑んでみたのだけど、結果は芳しくなかった。

一方で3ゲームの10フレームでもしかして?と思って、外から投げてみたら、割とポケットに収まってストライクが出せたので、そんな話を書いてみたい。

ゲーム状況とライン取り

最初に20枚目ぐらいに立って、外への出し幅でストライクのラインを探していた。これがとても微妙な状況で、出しすぎると抜けていくし、幅を狭くすると、今度は、途中でボールがレーンに捕まってしまい、裏までボールがいくという状況だった。1ゲーム目は、180点台で終了となる。

2ゲーム目でもっと内に入って投げないとオイルが使えないと思い、24枚目ぐらいから投げていたのだけど、これもかなり狭いラインで、球速を入れつつ、やや絞り気味のラインで、ちょうどよくドライゾーンでボールが止まるとストライクが出せる。球速を入れて、押し込み気味に投げてやっと届くという状態で、ボールのカバーが強すぎるのかもしれないという結果だった。2ゲーム目も180点台になる。

3ゲーム目は、最初の1フレームで7−10が出てしまい、出足から残念な気分になり、スコアは置いておいて、このレーンの攻略を考えるという投球に切り替えた。さらに内に入って球速を落としてみたり、外の15枚目ぐらいに立って、まっすぐ目に投げたり、いろいろ試していたのだけど、どうにもならない。中央のオイルが少ないので、なるべく外にボールを出さないように投げていたのだけど、ふと、外から外5枚目ぐらいに出したらどうなるのか?と思って投げてみたら、あら、びっくり、しっかりスキッドしてかつ十分な曲がりが出て、ダブルを持ってくることができた。

遅いレーンだと外のフッキングが有効?

よくショートコンディションは、外から攻めるのが正解という話がある。PL31の法則とかでも、39フィートのコンディションだと、8枚目がフッキングポイントになる。

今回投げているレーンは一応42フィートなのだけど、30フィート以降はバフで伸ばされているだけに見える。そうすると、フッキングポイントは、3、4枚目ぐらいが適正なのかもしれない。

そして、自分の回転数だと、内に入ってそこまで外に出すとボールが戻ってこないので、16枚目ぐらいの立ち位置から4枚目ぐらいのフッキングポイントに向けて投げるといい感じになるのだと思う。

通常、オイルは凸型にひかれているし、外にいけばいくほど、オイルがないので、外から外に向けて投げたら手前で噛んでボールが終わってしまうのかと思いきや、なんとかスキッドしてくれるぐらいはオイルがあって、フッキングまで出せてしまったという状況になる。

これは頭で考えていたら、なかなか投げようと思わないラインになる。通常、横回転がある程度入った状態で投げていれば、オイルが少しでもあれば、スキッドしていく。これが内から投げてしまうと、凸型のオイルの薄いところまでの距離が長いのでスキッドが終わって、フックしてしまう。外から投げていると、最短距離でスキッドがフッキングポイントまで持続してくれるということだと思う。

まとめ

今回、投げてみて、やっと、このレーンの対策がわかったように感じる。ボウリングを長らくやっているが、こういう攻め方もあるのかと奥深さを感じた。ちなみに3ゲーム目は、いろいろ試していたので、スコアは160点台で終わっている。泣