先日、購入したパールのボールであるが、よくよくスペックを確認してみると、HK22というカバー素材のボールだった。少し前からHK22という素材がでてきて、どんなものなのか気になっていたのだけど、投げてみた感想など書いてみたいと思う。
HK22のカバーとは?
メーカのホームページなどで確認すると、ボールのカバーのベース素材のようである。HK22という粒子がベースに入っていて、それに、いろんな特性の粒子を混ぜて、表面素材が確定するということになる。
今回、購入したボールは、HK22のパール素材なのだけど、パールの元になる粒子が混合されているということになる。ボールによっては、その素材も記載されているものも多い。
投げてみた感想
ボールの表面素材は、毎回、最新化されているので、HK22の特徴なのかそのボールのカバーの特徴なのかの判断はやや判別が難しいのだけど、今回のボールの特性から感じるのは、スムーズに走ってくれつつ、ドライゾーンで適度にレーンに噛んで曲がってくれるという印象になる。
言葉にするのがやや難しいのだけど、走りが損なわれることがないけど、レーンに噛む印象という感じである。ドライゾーンでしっかりと噛むというよりは、じわじわと噛んでいる印象で曲がりがゆるやかに感じた。
ボールの特性との相性
今回のボールはデルタRG値が低いという特性のコアなので、もともと急激に曲がるというよりは、ゆるやかに曲がるという特性になる。ここにHK22のカバーが組み合わされると、手前のスキッドが出つつも、ドライゾーンでゆるやかにレーンに噛んで曲がってくるので、進みすぎることがなく、コントロールしやすい曲がりになるという特性になる。カバーそのものは弱すぎず、中間ぐらいなので、オイル量がそこそこあるようなレーンがあいそうで、かつ、ボールが暴れることがないので、ポケットにあわせやすい。
カバーの強さがHK22で増幅されており、フックからの曲がりの持続もあり、しっかり10ピンを飛ばしてくれると感じた。
まとめ
本日も練習で投げていたのだけど、6ゲーム投げて5ゲームが200アップという結果で、扱いやすさとピン飛びの良さを感じた。デルタRG値が低いので、曲がり幅を計算して立ち位置を結構、外目にすることがコツだなとわかったきた。
また、Stormのボールだと、リアクターグロス仕上げというボールがあるのだけど、なんとなく、ボールの動き的には似ている印象があった。リアクターグロスのボールも1個持っているのだけど、これも、そこそこ走りつつ、ドライゾーンでしっかりレーンに噛むという印象の仕上がりになる。