ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

オイル状況と投球ラインについて

最近のリーグでのオイルパターンにうまくあわせられておらず、そもそもライン取りの方法について、ちゃんと考えてみようと思った。オイル状況が変化してきたときのアジャストの方法と、オイルパターンにあわせたライン取りの2つの話になる。

オイルパターンによるライン取り

一般的には、以下の2つの考え方がセオリーになると思う。

  1. PL31の法則でフッキングポイントを決める
  2. オイルの段差を使って幅のあるライン取りにする

1については42フィートの長さのオイルパターンであれば、ざっくり、42-31 = 11 枚目をフッキングポイントにするということで、2は、その11枚目に出すにしても、凸型のオイルの段差が大きいところ通したラインで11枚目に出すように立ち位置とねらうスパットを決めるということになる。

ここで、ラウンドワンのプロおすすめレーンなどは、オイルのパターン表が公開されていないという問題に遭遇する。レーンを上からみたざっくりのパターンはあるのだけど、これだと、1しかわからない。さらに、日によって、オイル量が違うということがたびたびあり、実際に投げてみないとオイル量もわからない。

基本的なオイルの形は、わかっているので、ある程度は予測で、1、2を考えてみるのだけど、実際に投げてみると、予測と違っていて、最後まで幅のあるラインを見つけられずに終わるということを繰り返している状態である。

オイル状況の変化のアジャスト

ストライクのラインが見えている中、オイル状況が変化してきた場合のアジャストはある程度のセオリーがある。

  1. 立ち位置を内に移動して同じフッキングポイントに向けて投げる
  2. 曲がりが足りないと感じたら、立ち位置、フッキングともに内側に並行移動

だいたい、上記のアジャストで、リーグの3ゲームぐらいであれば、十分にアジャストできる。

問題なのは、ストライクのラインが見えてないときに、さらにオイル状況が変化してきたときになる。リーグで投げていると、基本的に回転数が少ないボウラーが多いので、ラインのオイルがどんどん伸びてくる傾向がある。この場合、同じフッキングポイントを使っている人がいると、そこでボールが曲がらなくなってくる。

基本的には、フッキングポイントを変える必要があるのだけど、内に変更すると手前で捕まってしまうし、早めに外に出すと、ロールアウトしてしまうなど、攻めるラインがなくなってしまうという状況になることが多い。

まとめ

練習投球でストライクになるラインをなんとか見つけること。そしてオイル変化してきたらライン調整でなく、ボール変更で対応するという方針に変える必要があるのかもしれないという結論になる。

投げてみないとオイル量がわからないという状況がほとんどではあるが、多いと感じる日は、少ないので、遅いと思ってボールを選択し、変化してきたら、多くの場合はキャリーダウンなので、ソリッドのややカバーを強くしたボールにチェンジするというのが、自分の場合は、ベストなような気がしている。カバーを強くすれば、多少伸びていても、自分で削っていくという方法がとれると思うためになる。

ライン取りについては、あまり実践的な解説をみたことがなく、自分の球質にあわせて考えていくしかないのだろうか。