ボウリングのすすめ

ボウリングの面白さや上達のコツなど紹介

高慣性のボールを久しぶりに投げてみた

最近、低慣性のボールばかり投げていたのだけど、次回のリーグもグラチャンのオイルパターンなので、対策を考えねばと思い、ソリッドの高慣性のボールで練習してきた。投げているオイルパターンは、普通のハウスコンディションなのだけど、使うボールの特性が違うと結構、戸惑うものだなと思った。

高慣性のボール

今回、投げてみたボールは、ソリッドのそこそこ強いカバーで対称コアのボールになる。カバーもそこそこ強いので、内から外に出して投げ始めてみた。低慣性のボールだと手前からくるくると回転してポケットにいくラインを選択しているはずが、思った以上に転がらない。もしかしてと思って、スペックを確認すると、RG値が2.54で普段投げているボールが、2.4台なので、結構、高慣性のボールだった。

高慣性のボールだと、ボールの転がし出しが先になるので、オイルを使いすぎると滑っている状態になり、入射角度がでない。もっと、立ち位置を外にして投げないと、このボールの特性が活かせない。カバーがそこそこ強いので、外に立ち位置を変更すると手前で捕まってしまいそうで、じわじわと立ち位置を外に変更していくも、球速や回転数のばらつきがあると安定しない印象だった。この辺が、中途半端な回転数の自分には辛いところで、こういう状態になりがちなので、最近は低慣性のボールを使っていた。

外を使うラインでアジャスト

もともと自分はストローカータイプなので、高慣性のボールで外から真っ直ぐ目に攻める方が向いている。カバーがそこそこ強いボールをハウスコンディションで投げると、外から攻めづらいので、最近はあまり投げていなかったのだけど、なんとかアジャストしてみようと、10枚目ぐらいの立ち位置からアジャストを開始した。

外から投げる場合、手前から転がすことは考えずに、球速をある程度入れつつ、とにかくフッキングポイントまでボールを出すことだけを考える。結局、ドライゾーンにいけば、ボールは曲がってくるし、フッキングを外にしていれば、ポケットまでの距離があるので、じわじわ曲がりが持続すれば、ストライクになる可能性も高い。

助走距離を少し長めにして、スパット5枚目ぐらいから外に向けて、投げてみると、立ち位置で、13枚目ぐらいでストライクのラインがあった。そうそうこんな感じと、外目からのラインを思い出しつつ、しばらく投げていたのだけど、結局、手前の削れも早くて、2ゲームぐらいでラインがほぼ使えなくなり、ハイゲームは200ちょいというスコアで終わってしまった。

まとめ

高慣性のボールでもカバーがそこそこ強いと、手前のオイルを削ってしまうので、普通のハウスコンディションには向いていないと思う。一方で、グラチャンのレーンは手前に割としっかりオイルが入っているので、案外いいのかもしれないと思った。

前回、グラチャンのレーンを投げたときに、ウレタンのボールも使ってみたのだけど、ウレタンだと、レーンに噛みすぎてしまい、自分の球速では無理だなと思った。今までは、割とカバーの強いパールのボールでがんばっていたのだけど、これも幅がなくて苦労している。

次回は、本日の練習を踏まえて、外から高慣性のソリッドで投げてみようと思う。ただ、複数人で投げているので、もって2ゲームかなと思う。次にどのボールに変えるかというのも悩みどころではある。カバーの弱めのソリッドにするか、カバーの強いパールで内から投げるの2択かなと思うが、とりあえず、両方のボールを持っていって、その時に考えることにする。